○クライヴ・デイヴィス記者会見
【Clive Davis Press Conference: Talks About His Latest Book “The Soundtrack Of My Life”】
記者会見。
コロンビア・レコードの弁護士から、ベル・レコード、アリスタ・レコードの立ち上げ、Jレコードの立ち上げなど、40年以上にわたってアメリカ音楽業界で数々のアーティストを送り出し、育ててきたレコード業界のレジェンド、クライヴ・デイヴィスが2013年12月19日(木)、有楽町の外国特派員協会で記者会見を行った。今回はプライヴェートでの来日だったが、ちょうど自身の著作『The Soundtrack Of My Life』(Simon & Shuster,アメリカで30ドル)を出し、その宣伝もかねての会見となった。
司会はスティーヴ・マクルーア氏。本について、自分の音楽エグゼクティヴとしてのこれまでの実績などについて1時間余にわたって語った。
クライヴ・デイヴィスといえば、古くはジャニス・ジョプリン、サンタナ、ブラッド・スエット&ティアーズ、バリー・マニロウ、ディオンヌ・ワーウィック、アリーサ・フランクリン、ホイットニー・ヒューストン、アリシア・キーズなど無数のスターを送り出した人物。
ホイットニーが死去する2日前に話をしたことなどから、ホイットニーのパフォーマンスの映像も紹介。
1967年モントレー・ポップ・フェスティヴァル、そしてそこで出会ったジャニス・ジョプリンが自身の人生を変えた出来事と言明。また、記者からの「もっとも印象に残ったアーティスト3人を選ぶとすれば誰か」との問いに、ジャニス・ジョプリン、ホイットニー・ヒューストン、ブルース・スプリングスティーンをあげ、さらにパティー・スミス、アリシア・キーズなどもあげた。
僕も「歌がうまい人、才能のある人はたくさんいて、デイヴィスさんの元にも売り込みが来ると思いますが、全部とは契約できない。その中から契約するアーティストを選ぶポイントは何か」といった質問をした。最初日本語で聞こうと思ったが、同時通訳のヘッドホンの調子がよくなく、結局つたない英語で質問。
デイヴィス氏は、「たくさん、歌がうまいシンガー、ルックスがいいシンガーもいる。私は、そのアーティストがアリーナクラスでできるか、ヘッドラインでできるか(トリをつとめられるか)、そして、ロンジェヴィティー(長く活躍できるか)を見る」と答えてくれた。
ちょうど彼のまん前に座っていたので、じっくりと目を見て答えを話してくれたので、緊張した。
また近年のダウンロード全盛の状況について、「音楽は無料であってはならない。作った人にちゃんと報酬がいかなければならない」とはっきり言っていた。
(詳細をまた後日アップする予定です)
この記者会見の模様を次回かその次の『ソウル・サーチン・レイディオ』でご紹介する予定です。
~~~
ちょうど松尾潔さんと一緒に一番前に座って話を聞いていたのだが、ほぼ独演会という形になり、これまでのいろいろな実績を話してくれた。松尾氏が「まあ、ウィナー・テイクス・イット・オール(勝者総取り。勝つ者がすべてをもっていく。負け組は何も取れない)を地でいく話ですよね。いいなあ」とつぶやいた。そして、「これ、(ブログに)書いていいですよ」(笑)ということだったので、書いた。確かに勝ち組のすばらしい実績のオンパレードだ。
記者会見後、松尾さんと一緒にデイヴィス氏に表敬訪問、ツーショットの写真と著作にサインをいただいた。これはまた超嬉しい。
松尾さんはこのときとばかりに、ルーサー・ヴァンドロスの話を立ち話で聞いていた。「でも、ルーサーの話、大勢の前の記者会見では聞けないでしょう(笑) 空気読めって話ですよね~(笑) でも、面と向かってなら聞けます・・・」 デイヴィス氏はエピック時代は彼の担当ではなかったが、Jレコード設立後はルーサーと契約している。
名刺を渡したところ、先方からも名刺をいただいた。これは額装したい名刺かも。(笑)
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ザ・サウンドトラック・オブ・マイ・ライフ~~クライヴ・デイヴィス著(原書・アメリカ版)3000円前後
同キンドル版 1098円
クライヴ・デイヴィスがてがけた最大のヒット作
Arista (1992-11-14)
売り上げランキング: 27,419
NEWS>Davis, Clive
【Clive Davis Press Conference: Talks About His Latest Book “The Soundtrack Of My Life”】
記者会見。
コロンビア・レコードの弁護士から、ベル・レコード、アリスタ・レコードの立ち上げ、Jレコードの立ち上げなど、40年以上にわたってアメリカ音楽業界で数々のアーティストを送り出し、育ててきたレコード業界のレジェンド、クライヴ・デイヴィスが2013年12月19日(木)、有楽町の外国特派員協会で記者会見を行った。今回はプライヴェートでの来日だったが、ちょうど自身の著作『The Soundtrack Of My Life』(Simon & Shuster,アメリカで30ドル)を出し、その宣伝もかねての会見となった。
司会はスティーヴ・マクルーア氏。本について、自分の音楽エグゼクティヴとしてのこれまでの実績などについて1時間余にわたって語った。
クライヴ・デイヴィスといえば、古くはジャニス・ジョプリン、サンタナ、ブラッド・スエット&ティアーズ、バリー・マニロウ、ディオンヌ・ワーウィック、アリーサ・フランクリン、ホイットニー・ヒューストン、アリシア・キーズなど無数のスターを送り出した人物。
ホイットニーが死去する2日前に話をしたことなどから、ホイットニーのパフォーマンスの映像も紹介。
1967年モントレー・ポップ・フェスティヴァル、そしてそこで出会ったジャニス・ジョプリンが自身の人生を変えた出来事と言明。また、記者からの「もっとも印象に残ったアーティスト3人を選ぶとすれば誰か」との問いに、ジャニス・ジョプリン、ホイットニー・ヒューストン、ブルース・スプリングスティーンをあげ、さらにパティー・スミス、アリシア・キーズなどもあげた。
僕も「歌がうまい人、才能のある人はたくさんいて、デイヴィスさんの元にも売り込みが来ると思いますが、全部とは契約できない。その中から契約するアーティストを選ぶポイントは何か」といった質問をした。最初日本語で聞こうと思ったが、同時通訳のヘッドホンの調子がよくなく、結局つたない英語で質問。
デイヴィス氏は、「たくさん、歌がうまいシンガー、ルックスがいいシンガーもいる。私は、そのアーティストがアリーナクラスでできるか、ヘッドラインでできるか(トリをつとめられるか)、そして、ロンジェヴィティー(長く活躍できるか)を見る」と答えてくれた。
ちょうど彼のまん前に座っていたので、じっくりと目を見て答えを話してくれたので、緊張した。
また近年のダウンロード全盛の状況について、「音楽は無料であってはならない。作った人にちゃんと報酬がいかなければならない」とはっきり言っていた。
(詳細をまた後日アップする予定です)
この記者会見の模様を次回かその次の『ソウル・サーチン・レイディオ』でご紹介する予定です。
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ちょうど松尾潔さんと一緒に一番前に座って話を聞いていたのだが、ほぼ独演会という形になり、これまでのいろいろな実績を話してくれた。松尾氏が「まあ、ウィナー・テイクス・イット・オール(勝者総取り。勝つ者がすべてをもっていく。負け組は何も取れない)を地でいく話ですよね。いいなあ」とつぶやいた。そして、「これ、(ブログに)書いていいですよ」(笑)ということだったので、書いた。確かに勝ち組のすばらしい実績のオンパレードだ。
記者会見後、松尾さんと一緒にデイヴィス氏に表敬訪問、ツーショットの写真と著作にサインをいただいた。これはまた超嬉しい。
松尾さんはこのときとばかりに、ルーサー・ヴァンドロスの話を立ち話で聞いていた。「でも、ルーサーの話、大勢の前の記者会見では聞けないでしょう(笑) 空気読めって話ですよね~(笑) でも、面と向かってなら聞けます・・・」 デイヴィス氏はエピック時代は彼の担当ではなかったが、Jレコード設立後はルーサーと契約している。
名刺を渡したところ、先方からも名刺をいただいた。これは額装したい名刺かも。(笑)
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ザ・サウンドトラック・オブ・マイ・ライフ~~クライヴ・デイヴィス著(原書・アメリカ版)3000円前後
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CLIVE DAVIS
SIMON & SCHUSTER (2013-02-19)
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同キンドル版 1098円
The Soundtrack of My Life
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Simon & Schuster (2013-02-19)
クライヴ・デイヴィスがてがけた最大のヒット作
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