◎メイJ、ブルーノートを超満員にする~歌い続けることへのご褒美
【May J. Live At Blue Note】
感無量。
メイJ.がデビューしたのは2006年7月。なんと今年で8年目になるという。なんかついこの間デビューした感じがしたのだが。僕が初めてメイJ.に会ったのは、マーチン(鈴木雅之)とデュエットで「エンドレス・ラヴ」(2008年6月発売)を歌ったときだったように思う。マーチンに一席設けていただき、ゆっくり話をした。その後、ライヴには必ずお声がけいただくようになり、時間があれば顔を出した。ずいぶん前だが一度、新宿二丁目あたりの怪しげなクラブかバーでの夜中のイヴェントに出向いたことを思い出す。その後テレビの『Jメロ』でシャンティと司会を担当したり、目黒のライヴ・ハウス、ブルース・アレイなどでコンスタントにライヴをやるようになり、しかも、マーチン関連であの「ソウル・パワー」イヴェントに大抜擢され大きな会場でもその歌声を披露してきた。そういえば、誕生日がまったく一緒のジャスミン・カラに会わせたこともあった。
そして、この日はブルーノートでクレジットカード会社、JCBのカードメンバー向けのライヴ・イヴェントでメイJ.が自身名義のフルショーを行った。カード会員とメイJ.ファン・クラブ会員がこのプラチナム・チケットを入手、結果超満員のブルーノートでのコンサートということになった。
アリシア・キーズ、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」に続けてミュージカル『レ・ミゼラブル』からの曲「アイ・ドリームド・ア・ドリーム(邦題、夢やぶれて)」を歌い終えて彼女は言った。「私はデビューして8年ですが、その間にはなかなかうまくいかないことや、悔しいこともいろいろありました。そんなとき、その悔しさをこの曲にぶつけて、これからもずっと歌っていこうと思って歌っていた曲なんです」
ライヴ後、彼女にその悔しさとは、と聞くと、「自分が歌う作品がなかなか多くの人に届かないこととか…」とひっそり教えてくれた。
深夜のクラブ・イヴェントでのライヴから、超一流クラブ、ブルーノートでの満員の観客の前でのライヴ。アーティストがブレイクしていく、成長していく、ということはこういうことなのだなあ、とつくづく感じた。そして、何が一番大事かといえば「自分がやると決めたそのことを続けること」、彼女の場合、歌手だから「歌い続けること」だ。
彼女は歌うことが大好きで、それをことのほか誰よりも楽しんでいて、その様子が観客にもストレートに伝わる。そして彼女は歌が上手、うまいということがひじょうに真っ当に評価され人気が出てきているところが素晴らしい。歌がうまいことがなかなか評価されにくい時代にこれは見事だ。
メイJ.は毎週土曜日夜7時から全国ネットで放送されている『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系列)のカラオケ対決「リズム感対決で勝てるか仕分けのコーナー」に出るようになり大きくブレイクした。これはカラオケで対戦し、その機械が出す得点で勝者を決めるというもの。昨年からメイJ.はなんと無敵の24連勝中で、これが大きなきっかけとなり、いまどきCDが爆発的に売れ、オリコンのアルバム・チャートにもずっとベスト5入りをしていた。テレビ登場翌日にはCDが5000枚も売れるそうだ。
今夏から始まるツアーはゼップ・ツアー、コンサート・ホール・ツアーになるという。ゆくゆくは、国際フォーラム、さらに武道館へと夢が広がる。
僕はブルーノートという場所で彼女が堂々と歌っているそのシーンに感無量になった。この日のステージはずっと「歌い続けた」彼女へのご褒美になったのだ。そして、これからもきっとたくさんのご褒美が彼女にはもたらされることだろう。歌い続ける限り。
■ 過去関連記事 (このほかに「ソウル・パワー」ものがあります)
2011年09月13日(火)
May J ファミリー・パーティー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11015806585.html
■メンバー
May J. (Vocal)
Kaz Kato (Keyboards, Piano) 加藤カズ
Tomohiko Ookanda (Bass) 大神田智彦
Sho Kamijo (Guitar) 上條頌
Jay Stixx (Drums) ジェイ・スティックス
■セットリスト メイJ. ブルーノート東京、2014年3月20日(木)
Setlist : May J. Blue Note Tokyo
( )=denotes original artists
Show started 19:02
01. My Girls
02. ハナミズキ (一青窈)
03. Let It Go~ありのままで~ (映画『アナと雪の女王』サウンドトラック)
04. 花~すべての人の心に花を~ (喜納昌吉)
05. Amazing Grace (Traditional)
06. If I Ain’t Got You (Alicia Keys)
07. Fly Me To The Moon (Frank Sinatra)
08. I Dreamed A Dream (From Les Miserables)
09. Believe (杉本竜一)
10. Garden
Enc. Lovin’ You
Show ended
(2014年3月20日木曜、ブルーノート東京、メイJ.ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>May J.
【May J. Live At Blue Note】
感無量。
メイJ.がデビューしたのは2006年7月。なんと今年で8年目になるという。なんかついこの間デビューした感じがしたのだが。僕が初めてメイJ.に会ったのは、マーチン(鈴木雅之)とデュエットで「エンドレス・ラヴ」(2008年6月発売)を歌ったときだったように思う。マーチンに一席設けていただき、ゆっくり話をした。その後、ライヴには必ずお声がけいただくようになり、時間があれば顔を出した。ずいぶん前だが一度、新宿二丁目あたりの怪しげなクラブかバーでの夜中のイヴェントに出向いたことを思い出す。その後テレビの『Jメロ』でシャンティと司会を担当したり、目黒のライヴ・ハウス、ブルース・アレイなどでコンスタントにライヴをやるようになり、しかも、マーチン関連であの「ソウル・パワー」イヴェントに大抜擢され大きな会場でもその歌声を披露してきた。そういえば、誕生日がまったく一緒のジャスミン・カラに会わせたこともあった。
そして、この日はブルーノートでクレジットカード会社、JCBのカードメンバー向けのライヴ・イヴェントでメイJ.が自身名義のフルショーを行った。カード会員とメイJ.ファン・クラブ会員がこのプラチナム・チケットを入手、結果超満員のブルーノートでのコンサートということになった。
アリシア・キーズ、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」に続けてミュージカル『レ・ミゼラブル』からの曲「アイ・ドリームド・ア・ドリーム(邦題、夢やぶれて)」を歌い終えて彼女は言った。「私はデビューして8年ですが、その間にはなかなかうまくいかないことや、悔しいこともいろいろありました。そんなとき、その悔しさをこの曲にぶつけて、これからもずっと歌っていこうと思って歌っていた曲なんです」
ライヴ後、彼女にその悔しさとは、と聞くと、「自分が歌う作品がなかなか多くの人に届かないこととか…」とひっそり教えてくれた。
深夜のクラブ・イヴェントでのライヴから、超一流クラブ、ブルーノートでの満員の観客の前でのライヴ。アーティストがブレイクしていく、成長していく、ということはこういうことなのだなあ、とつくづく感じた。そして、何が一番大事かといえば「自分がやると決めたそのことを続けること」、彼女の場合、歌手だから「歌い続けること」だ。
彼女は歌うことが大好きで、それをことのほか誰よりも楽しんでいて、その様子が観客にもストレートに伝わる。そして彼女は歌が上手、うまいということがひじょうに真っ当に評価され人気が出てきているところが素晴らしい。歌がうまいことがなかなか評価されにくい時代にこれは見事だ。
メイJ.は毎週土曜日夜7時から全国ネットで放送されている『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系列)のカラオケ対決「リズム感対決で勝てるか仕分けのコーナー」に出るようになり大きくブレイクした。これはカラオケで対戦し、その機械が出す得点で勝者を決めるというもの。昨年からメイJ.はなんと無敵の24連勝中で、これが大きなきっかけとなり、いまどきCDが爆発的に売れ、オリコンのアルバム・チャートにもずっとベスト5入りをしていた。テレビ登場翌日にはCDが5000枚も売れるそうだ。
今夏から始まるツアーはゼップ・ツアー、コンサート・ホール・ツアーになるという。ゆくゆくは、国際フォーラム、さらに武道館へと夢が広がる。
僕はブルーノートという場所で彼女が堂々と歌っているそのシーンに感無量になった。この日のステージはずっと「歌い続けた」彼女へのご褒美になったのだ。そして、これからもきっとたくさんのご褒美が彼女にはもたらされることだろう。歌い続ける限り。
■ 過去関連記事 (このほかに「ソウル・パワー」ものがあります)
2011年09月13日(火)
May J ファミリー・パーティー
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11015806585.html
■メンバー
May J. (Vocal)
Kaz Kato (Keyboards, Piano) 加藤カズ
Tomohiko Ookanda (Bass) 大神田智彦
Sho Kamijo (Guitar) 上條頌
Jay Stixx (Drums) ジェイ・スティックス
■セットリスト メイJ. ブルーノート東京、2014年3月20日(木)
Setlist : May J. Blue Note Tokyo
( )=denotes original artists
Show started 19:02
01. My Girls
02. ハナミズキ (一青窈)
03. Let It Go~ありのままで~ (映画『アナと雪の女王』サウンドトラック)
04. 花~すべての人の心に花を~ (喜納昌吉)
05. Amazing Grace (Traditional)
06. If I Ain’t Got You (Alicia Keys)
07. Fly Me To The Moon (Frank Sinatra)
08. I Dreamed A Dream (From Les Miserables)
09. Believe (杉本竜一)
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Show ended
(2014年3月20日木曜、ブルーノート東京、メイJ.ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>May J.
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