○■「ソウル・サーチン・レイディオ」54回セットリスト～イーサン・ファーマー・インタヴュー

○■「ソウル・サーチン・レイディオ」54回セットリスト～イーサン・ファーマー・インタヴュー

【Soul Searchin Radio Season 2-#02, Setlist】

シーズン２。

「ソウル・サーチン・レイディオ」のシーズン２、第2回（通算54回）が今日(4月9日）深夜24時午前0時から1時間にわたって放送されました。

トップはしばらく前に、ご紹介したDJキャシディーの新曲。また、サム・ムーアがおよそ8年ぶりに録音したキング牧師へのトリビュートソング。キング牧師の命日に配信開始となった曲をご紹介します。また訃報関連で、フランキー・ナックルズの作品から。

サム・ムーア新曲について。ブログに。
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11807127171.html

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11807426295.html

フランキー・ナックルズ訃報。
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11812741546.html

「コンプリート・ジェームス・ブラウン・シングルス」をはさんで、「フィーチャード・アーティスト」は、ロスのベース奏者、イーサン・ファーマーのインタヴューとデビュー作を紹介しました。

イーサン・ファーマーのインタヴューの内容は次の通り。

1976年5月31日シカゴ生まれ。3人兄弟長男、下に妹2人。

「僕はイリノイ州シカゴに生まれた。6歳頃からベースを弾き始めた。自分のファミリーがゴスペル・カルテットで、世界中をシャーリー・シーザー、マイティー・クラウズ・オブ・ジョイ、プリグリム・ジュビリーズ、といった有名グループとツアーしていた。僕のファミリーでは、みんなベースやギター、ドラムスといった楽器をプレイしたり、歌っていた。僕の父がグループでベースを弾いていた。ゴスペルからR&Bをプレイするようになった頃、僕はまさにその申し子だった。父は僕にベースをプレイさせようとした。6歳の僕にだよ。そこで、6歳以降、僕は彼らとツアーをするようになった。ハイスクールは世界中のハイスクールに入って、卒業した。毎週末にね。

その後いろいろなタイプの音楽に接するようになり、地元のクワイアー、ゴスペルのグループに参加、そのバンドメンバーとして活動するようになった。そこでプレイするうちに、僕のプレイを見た人がクラブでプレイしないかと誘ってくれるようになり、シカゴのクラブなどでプレイすることになった。シカゴのあらゆる有名なブルーズ・バンドなどとプレイ。シカゴの有名なメルヴィン・テイラー、メイシー・フェスティヴァルでは、ローリング・ストーンズと一緒にハーモニカをプレイしたシュガーブルーとやったりした。

そうした地元での活動がRケリーとの全米ツアーにつながったが、僕はまだ19歳（1995年頃）で、その頃周囲の人間から、これから本格的にやっていくなら、シカゴではなくどこか大きな都市に行ったほうがいいのでは、と言われた。そこで僕はニューヨークか、アトランタか、カリフォルニア（ロスアンジェルス）を選ぼうと考えていた。すると、カリフォルニアの人物から、ゴスペルの劇があるので、それでプレイしないかという誘いがきたんだ。僕は思った。「わお、これは神様からのお呼び出しだ！」とね。一本のベースと一個のスーツケースを持って、僕はカリフォルニアに行った。到着すると、クラブに出入りして、僕がずっと尊敬していたようないろいろな人と知り合った。ネーサン・イースト、マイケル・ジャクソンとプレイしている人たち、フレディー・ワシントンといった人達と知り合うようになった。ゴスペルをやっているだけでは決して会えないような人たちに会えるようになった。そうやって、クラブや教会にでむいて、人脈を作り始めたというわけだ。

恩師アンドレ・グルーシェーがTVショーでの仕事をくれた。そこでジョディ・ワトリーのバックをやったんだが、それを見ていた業界の人から次々と声がかかるようになり、雪だるま式に仕事が広がっていった。

最初のLAツアーはブランディーで、ブランディーとともに初来日。その後、TLC、ジャネットジャクソン、フーティー＆ザ・ブローフィッシュ、ゴスペルのクラーク・シスターズ、シカゴマスクワイアー、リッキー・デラー、などとツアーしたり、録音している。いまはライオネル・リッチーのツアー、ほかにニューキッズ・オン・ザ・ブロック、バックストリート・ボーイズ、ボイーズトゥメン・リユナイト・ツアーなどもやっている。

「何年も前から、ベースを弾くなら、自分のアルバムを作るべきだと言われてきた。だけど、その頃はまだ自分では心の準備ができていなかった。自分で歌って、ベースをひいてソロとして自分を外に見せる自信がなかった。ちょっとシャイで引っ込み思案だったんだね。自分でも自分の個性というものがわかっていなかったんだとも思う。そこで、なんとなく自分はこういう人間でというのがわかったと思ったとき、じゃあ、今こそアルバムを作る時だと考えた。結局、そのとき、いわゆる「スムーズ・ジャズ」のアルバムを作ったんだ。カリフォルニアでは流行っていて、ラジオのフォーマットでかかるからね。ところが作ってみると、なんか自分がデイヴィッド・サンボーンやブライアン・コルバートソンみたいに思えてきた。彼らは彼らのスタイルでやっている。じゃあ、僕は僕でなければならない。僕のスタイルでやろう、と思い直し、その作ったものをボツにして、新たに作り直すことにしたんだ。そして、自分が感じるがままに自分をすべてつぎ込んで、今度の作品を作った。２週間で感じるものをいっきに録音した。その結果できたのがこの『ワイン・アンド・ストリングス』だ。

このアルバムは、2013年1月リリースにリリースされている」

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また、4月1日から名古屋地区でもインターＦＭが聴けるようになりました。周波数は79.5mhzです。さらに、リスモウェーブ、ドコデモFM、そしてラジコを通じて全国でも聞けるようになりました。

話題の新曲をどこよりも早くご紹介したり、ほかでは絶対かからない曲をかけたりしていきます。また、録音して何度聞いても堪えられる唯一無比の選曲の組み合わせにどうぞおつきあいください。

今日、かけた曲は次の通りです。

SOUL SEARCHIN RADIO (Season Two): Setlist
#054 On Air:2014-04-08(09) 24:00-25:00

M01 Make The World Go Round - DJ Cassidy featuring R.Kelly
BGM01 Calling All Hearts - DJ Cassidy
M02 They Killed A King - The Legendary Sam Moore
BGM02 You Are So Beautiful - Sam Moore
M03 Y.O.L.O. (You Only Live Once) - Quentin Moore
BGM03 You Forgot Your Heart - Quentin Moore
M04 Too Many Fish - Frankie Knuckles featuring Adeva
M05 Call Me - Lira

PART 2

COMPLETE JAMES BROWN SINGLES #054
TM Funky Drummer - James Brown
M06 Try Me (Inst) - James Brown At The Organ
M07 Papa’s Got A Brad New Bag (Inst) - James Brown At The Organ
TM Funky Drummer - James Brown

PART 3 (FEATURED ARTIST)

TM(BGM04) Beautiful - Ethan Farmer
M08 Introducing AKA Ebassman - Ethan Farmer
BGM05 12 - Ethan Farmer
M09 Watch - Ethan Farmer
(Last song)
M10 Your Precious Love - Tower Of Power featuring Joss Stone

かけた曲のCDなど。