◆鈴木しょう治さん忘年会でピーボ・ブライソンに再会
【DJ Show-G Suzuki Party】
5年ぶり。
現在は大阪をベースに活躍しているDJ鈴木しょう治さんの恒例忘年会が2014年11月27日、東京・六本木で行われた。以前は毎年やっていたが、しばらく途絶えていて今回5年ぶりに開催された。僕が参加するのは初めてだが、かなり久しぶりに会うレコード会社の面々に再会できて、なかなかおもしろかった。
幹事のビクターの方々から強力なお誘いをいただき出向くと、かなり遅れてしまったが、大変な人数が集まっていて、びっくり。入ってすぐに鈴木さんが「ピーボ、来てるから」と案内してくれた。「ピーボって、あのピーボ?」と聞きつつ奥に進むと、ピーボ・ブライソンだ! びっくりしたあ。
(左から松本貢、鈴木しょう治、ピーボ・ブライソン、吉岡正晴)
びっくりしつつハグして「なんで来てるの?」と尋ねると、「プライヴェート・パーティーやイヴェントで歌う」という。企業のパーティーらしい。
けっこうピーボが来ていると知ると、次々人が来て挨拶をしていく。
~~~
いろんな雑談を立ち話でしてしまったが、ピーボは来年(2015年)2月にブルーノートでのライヴが決まっている。(まだ正式発表はされていないが、2月4日頃から)
今回は12月3日(水)にFM大阪のイヴェントで東京の第一生命ホールでピーボのほか小柳ゆき、K、ジャー・パンファンとのクリスマス・プレミアム・コンサートというのがあり、それに出演するそうだ。これはFM大阪のリスナー・プレゼント・イヴェントだという。
~~~
そんな中、水曜日にナタリー・コールが体調不良でブルーノートのショーをキャンセルしたという話になった。「それは大変だ。彼女は大丈夫なのか」と、かつてデュエットをしたこともあるナタリーを気遣ったが、彼にショーをキャンセルしたことはあるか、と尋ねると、しばらく考えて「生涯で1度だけあるな。あのときは、フライトが飛ばなくて、物理的にその会場に行けずに、そのショーができなくなった。それがこれまでの生涯で1度だけあった。どこだったかな、アリゾナのどこかだったと思う」と言う。
「昔のオールド・スクールのアーティストたち、ジェームス・ブラウンやレイ・チャールズ、オーティス・レディングなんかは、絶対にショーをキャンセルしなかったんでしょう?」と聞くと、「その通りだ。プロフェッショナルというのはそういうものだろう」と当たり前といった感じ。「オーティスはそれで、嵐の中、飛行機で無理して次の公演地に行ってああなってしまったわけだからね」と僕が言うと、「そうだ。たとえ、嵐が来ようがギグはやらないとな。僕は、あのバーケイズの生き残りと話したことがあるよ」とピーボ。
「彼は、(オーティスのプライヴェート)飛行機の座席が少なく、乗れなくて、バスで次の公演地に向かった。そういえば、同じような話が作詞家のウェイロン・ジェニングスにもあったね。彼も飛行機に乗る予定だった。バディー・ホリー、リッチー・ヴァレンス、ビッグ・ボッパーらと。でも、席がなかったから、コイントスをして負けて、飛行機に乗れなかった」
ピーボ。「でも、彼は負けたけど、本当は『勝った』んだよな。(笑) コイントスには負けても、人生には勝ったわけだ」
そのバディー・ホリーらが乗った飛行機も事故で墜落し、いっきにロックンロールのスターたちの命を奪った。ウェイロン・ジェニングスはまさに九死に一生を得たわけだ。
~~~
今回はゴルフはしたのか、と尋ねると「時間がなくてできていない」という。ハンディはと聞くと「2」と答えた! めちゃくちゃ、うまいんだね。ベストスコアは62(パー72)らしい。プロじゃないか! (笑) そんな話をしていると、よくサラリーマンがやるように、素振りを始めた。
~~~
彼に会うと毎回僕が言うのが、「『フィール・ザ・ファイアー』を歌ってよ、来年のブルーノートでは」ということ。「君はいつもそれをリクエストするな。(笑) わかった、トライしてみよう」 「リハーサルしないとダメか?」「いや、リハーサルは必要ない。あのバンドは(その曲を)いつでもできる」
でも、再度ライヴ前くらいに言わないと、きっと忘れるんだよな(笑) しつこく言おう。
~~~
7時から9時と聞いていたが、前の仕事が長引き8時半くらいに着いたところまだ会は盛況で、結局10時すぎまでいてしまった。最後は松本みつぐさん、大森庸雄さんらと壇上にあげられ一言挨拶した。
「5年に1度とは言わず毎年やったら?」と言うと、鈴木さんは、「いやいやいや…」というので、では「4年に一回」「じゃあ、2年に一回は?」と畳みかけたが、確約はなかった。
しかし、鈴木しょう治さんのパーティーでまさかピーボ・ブライソンに会うとは思わなかったなあ。さすがだ。
PARTY>Suzuki Show=G
ARTIST>Bryson, Peabo
【DJ Show-G Suzuki Party】
5年ぶり。
現在は大阪をベースに活躍しているDJ鈴木しょう治さんの恒例忘年会が2014年11月27日、東京・六本木で行われた。以前は毎年やっていたが、しばらく途絶えていて今回5年ぶりに開催された。僕が参加するのは初めてだが、かなり久しぶりに会うレコード会社の面々に再会できて、なかなかおもしろかった。
幹事のビクターの方々から強力なお誘いをいただき出向くと、かなり遅れてしまったが、大変な人数が集まっていて、びっくり。入ってすぐに鈴木さんが「ピーボ、来てるから」と案内してくれた。「ピーボって、あのピーボ?」と聞きつつ奥に進むと、ピーボ・ブライソンだ! びっくりしたあ。
(左から松本貢、鈴木しょう治、ピーボ・ブライソン、吉岡正晴)
びっくりしつつハグして「なんで来てるの?」と尋ねると、「プライヴェート・パーティーやイヴェントで歌う」という。企業のパーティーらしい。
けっこうピーボが来ていると知ると、次々人が来て挨拶をしていく。
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いろんな雑談を立ち話でしてしまったが、ピーボは来年(2015年)2月にブルーノートでのライヴが決まっている。(まだ正式発表はされていないが、2月4日頃から)
今回は12月3日(水)にFM大阪のイヴェントで東京の第一生命ホールでピーボのほか小柳ゆき、K、ジャー・パンファンとのクリスマス・プレミアム・コンサートというのがあり、それに出演するそうだ。これはFM大阪のリスナー・プレゼント・イヴェントだという。
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そんな中、水曜日にナタリー・コールが体調不良でブルーノートのショーをキャンセルしたという話になった。「それは大変だ。彼女は大丈夫なのか」と、かつてデュエットをしたこともあるナタリーを気遣ったが、彼にショーをキャンセルしたことはあるか、と尋ねると、しばらく考えて「生涯で1度だけあるな。あのときは、フライトが飛ばなくて、物理的にその会場に行けずに、そのショーができなくなった。それがこれまでの生涯で1度だけあった。どこだったかな、アリゾナのどこかだったと思う」と言う。
「昔のオールド・スクールのアーティストたち、ジェームス・ブラウンやレイ・チャールズ、オーティス・レディングなんかは、絶対にショーをキャンセルしなかったんでしょう?」と聞くと、「その通りだ。プロフェッショナルというのはそういうものだろう」と当たり前といった感じ。「オーティスはそれで、嵐の中、飛行機で無理して次の公演地に行ってああなってしまったわけだからね」と僕が言うと、「そうだ。たとえ、嵐が来ようがギグはやらないとな。僕は、あのバーケイズの生き残りと話したことがあるよ」とピーボ。
「彼は、(オーティスのプライヴェート)飛行機の座席が少なく、乗れなくて、バスで次の公演地に向かった。そういえば、同じような話が作詞家のウェイロン・ジェニングスにもあったね。彼も飛行機に乗る予定だった。バディー・ホリー、リッチー・ヴァレンス、ビッグ・ボッパーらと。でも、席がなかったから、コイントスをして負けて、飛行機に乗れなかった」
ピーボ。「でも、彼は負けたけど、本当は『勝った』んだよな。(笑) コイントスには負けても、人生には勝ったわけだ」
そのバディー・ホリーらが乗った飛行機も事故で墜落し、いっきにロックンロールのスターたちの命を奪った。ウェイロン・ジェニングスはまさに九死に一生を得たわけだ。
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今回はゴルフはしたのか、と尋ねると「時間がなくてできていない」という。ハンディはと聞くと「2」と答えた! めちゃくちゃ、うまいんだね。ベストスコアは62(パー72)らしい。プロじゃないか! (笑) そんな話をしていると、よくサラリーマンがやるように、素振りを始めた。
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彼に会うと毎回僕が言うのが、「『フィール・ザ・ファイアー』を歌ってよ、来年のブルーノートでは」ということ。「君はいつもそれをリクエストするな。(笑) わかった、トライしてみよう」 「リハーサルしないとダメか?」「いや、リハーサルは必要ない。あのバンドは(その曲を)いつでもできる」
でも、再度ライヴ前くらいに言わないと、きっと忘れるんだよな(笑) しつこく言おう。
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7時から9時と聞いていたが、前の仕事が長引き8時半くらいに着いたところまだ会は盛況で、結局10時すぎまでいてしまった。最後は松本みつぐさん、大森庸雄さんらと壇上にあげられ一言挨拶した。
「5年に1度とは言わず毎年やったら?」と言うと、鈴木さんは、「いやいやいや…」というので、では「4年に一回」「じゃあ、2年に一回は?」と畳みかけたが、確約はなかった。
しかし、鈴木しょう治さんのパーティーでまさかピーボ・ブライソンに会うとは思わなかったなあ。さすがだ。
PARTY>Suzuki Show=G
ARTIST>Bryson, Peabo