○サー・ジョー・クオーターマン12月初来日決定
【Joe Quarterman Will Be Coming To Tokyo For The First Time】
ファンク。
1970年代初期に「アイヴ・ガット・ソー・マッチ・トラブル・イン・マイ・マインド」のヒットを放ったファンク・グループ、サー・ジョー・クオーターマン&フリー・ソウルのサー・ジョー・クオーターマンの初来日が決まった。2014年12月27日(土)代官山ユニットで行われる黒田大介さんのイヴェント『イン・ビジネス』でのゲストとして登場する。ジョーは単独で来日し、バックはオーサカ=モノレールがつける。
オーサカ中田さんの解説。
http://osakamonaurail.com/nakata/2014/11/post-105.html
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40年。
僕がジョー・クオーターマンのことを知ったのは1973年のこと。当時六本木のソウル・ディスコ、エンバシーでDJを始めた頃のことだった。エンバシーはブラザーが多いディスコだったから、ファンク系が圧倒的に強かった。ジェームス・ブラウン一派はすべて人気だったが、そんな中でジェームス・ブラウン・ファミリーではないのに、それ風のサウンドで圧倒的な人気を得ていたのが彼らの「アイヴ・ガット・ソー・マッチ・トラブル・イン・マイ・マインド」だった。
これは1972年の暮れからヒットしていたので、たぶん1973年になってから輸入盤の7インチが入ってきた。僕は1973年5月からソウル・シングル盤の輸入を始めるので、当然これもオーダーをかけていた。すでにいくつかのディスコには基地経由などではいってきたが、僕のところにも入るようになり、これがすぐに人気となって、何度も何度も再オーダーをしたことを思い出す。
特に新宿のゲットのニック岡井さんがこれが大好きで、ゲットでもよくかけていた。ところがこれは当時は7インチしかなくて、アルバムがなかった。なので、7インチが本当によく売れた。誰でも当時ディスコに通っていた人ならこのシングルを聴いたか、輸入盤で手に入れていただろう。実際ダンス・フロアでも、このイントロがかかるや、一斉にフロアに人が集まるような超強力曲だった。
そして半年か何か月かたってアルバムが出た。ここにはロング・ヴァージョンが収められており、今度はこのロング・ヴァージョン(アルバム・ヴァージョン)がソウル・ディスコでかかるようになったのだ。
とはいっても、これも輸入盤で日本盤はなかなかでなかったが、それから1年後くらいだろうか。日本の今は亡きトリオ・レコードからリリースされた。(ティアックだったか?) 当時は日本盤がでるだけでニュースだったが、御多分にもれず、当時はこうしたファンク系のレコードは一般的にはまったく売れずに終わった。
ところがこれが1990年代に入ってイギリスあたりのDJが掘り起し、再注目されるようになり、日本の若手DJたちの知るところとなり、再評価されるようになったのだからおもしろい。
付け加えれば、この「アイヴ・ガット…」はNHK-FMで毎週木曜23時から放送されている尾台順子さんの『ソウル・ミュージック』のコーナー・テーマ曲としてもイントロ部分が使われているので、おなじみになっているだろう。
オーサカの中田さんからここしばらくジョー・クオーターマンと連絡を取ってるんですよ、という話を聴いていたが、こういう形で来日が実現するとは嬉しい限りだ。
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イヴェント概要は次の通り。
= IN BUSINESS =
2014年12月27日(SAT)
OPEN / START:15:00
@代官山 UNIT & SALOON
「イン・ビジネス」イヴェントの告知ページ(フェースブック内)
https://www.facebook.com/events/386484841519175/
● ゲスト:SIR JOE QUARTERMAN (Sir Joe Quarterman & Free Soul)
● OSAKA MONAURAIL
● DJ JIN
● DAISUKE KURODA
● D.L a.k.a. BOBO JAMES
● MURO
● ゲスト:DJ EBE
● ULTIMATE 4TH
● ゲスト:澁谷 忠臣 [TADAOMI SHIBUYA]
● BLACK BELT JONES DC
● ドミンゴ企画
【WEB】
UNITホームページ:http://www.unit-tokyo.com/
オフィシャルツイッター:http://twitter.com/_inBusiness
オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/inbusiness/
【チケット】発売日:ローソン/e+ 11/30(日)、ぴあ 12/5(金)
前売券:2,500円
当日券:3,000円
※未就学児は無料。小学生以上のお客様はチ ケットが必要となります。
※託児施設や授乳施設はございません。お子 様をお連れの際は自己責任となりますので、ご理解の上ご了承願います。
※再 入場不可
【前売チケット取扱】
チケットぴあ(Pコード:249-994)
ローソンチケット(Lコード:73347)
e+
disk union(渋谷CLUB MUSIC SHOP/下北沢CLUB MUSIC SHOP/新宿CLUB MUSIC SHOP/吉祥寺店/北浦和店/柏店)
digot
clubberia online store(http://www.clubberia.com/store/)
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FUNK, SOUL, JAZZ, そしてHIP-HOP。
究極最高のラインナップで、TOKYOから濃厚なファンクネスを世界規模発信するモンスター・パーティー"IN BUSINESS”。
2014年冬の陣は、インビジ8年の歴史上、初のデイタイム開催となる年末スペシャル・セッション!
2014年の最後を飾るゲスト・アクトは、まさか!まさかまさかのサー・ジョー・クォーターマン!!! レアグルーヴ・ムーヴメントの象徴とも言える代表曲「(I Got) So Much Trouble On My Mind」で、JBと共にクラブ・ミュージックの未来を決定付けたファンク・レジェンドが、IN BUSINESS出演のためだけに奇跡の「初来日」。もちろんバックを務めるのはオーサカ=モノレール。BACK TO THE 1973 !こんなこと”IN BUSINESS”にしか出来ない!いや、やらないでしょう!!さらに、世界を股にかけて活躍するアーティスト/イラストレーター「澁谷 忠臣」がゲストとしてライブペイント・セッションに、 SALOONにはDJ EBEも参戦するという豪華仕様なインビジ冬の陣。 絶対にお見逃しなきよう!!
そして鉄壁のIN BUSINESSレジデンツは、オーサカ=モノレール、DJ JIN、黒田大介、D.L a.k.a. BOBO JAMES、MURO、ULTIMATE 4TH、そして BLACK BELT JONES DC。新たな伝説創造への意欲に満ち溢れた"IN BUSINESS" が代官山でその正真正銘"ホンモノ"のステージを見せつける!
スーパーホットな新たな伝説が代官山UNITに再び!
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[SIR JOE QUARTERMAN]
ファンク・レジェンドの奇跡の初来日! レアグルーヴ・アンセム「(I Got) So Much Trouble On My Mind」や "Ultimate Breaks & Beats" にも収録された「I'm Gonna Get You」で知られるサー・ジョー・クオーターマンは数々のバンドを経て、1970年ごろ、当時ファンクが盛んだった地元ワシントンDCにて8人組の 「SJG and Free Soul」を結成。バンドを売り込むためのデモとして作曲された「So Much Trouble」が1973年初めにヒット。続いて制作された傑作アルバムはその内容にも関わらず20年のあいだ忘れ去られてしまった...。しかしこの アルバムや後のシングルは、90年代前半、レアグルーヴの最高峰としてイギリスを中心とした世界的な評価を得て、ファンクDJや サンプリングの垂涎の的となったのである。
初来日ステージは、イギリスのフェスティバルで競演したりアメリカで再会し交流を深めてきたオーサカ=モノレールとのIN BUSINESSスペシャル・コラボレーションとなる!
TADAOMI SHIBUYA/澁谷 忠臣(イラストレーター/アーティスト)
その直線的な独自のスタイルで、2008年、GIVENCHYのエンブレムデザイン、2011年、NIKE AIR JORDAN CP3.IVのポスター、Tシャツなどビジュアル全般を担当した。また2012年には、レッドスキンズのRG3のイラストが米ワシントンポスト特別号の一面を飾って いる。
昨年はJORDAN BRANDからの依頼でマイケルジョーダンの88年スラムダンクコンテスト優勝を記念したTシャツのデザインをした。また、最近ではライムスター、Fire Ballのツアーグッズのデザインや、ANARCHY メジャーデビューアルバム"NEW YANKEE"のCDジャケットの
アートワークなどをてがけている。
http://tadaomishibuya.blogspot.jp/
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