◎ヴァネッサ・ウィリアムス・ライヴ～ラスヴェガスのショーのようなゴージャス感

◎ヴァネッサ・ウィリアムス・ライヴ～ラスヴェガスのショーのようなゴージャス感

【Vanessa Williams Live : Gorgeous, & In A Class By Itself】

ゴージャス。

僕が見るのは2011年以来、久々のヴァネッサ・ウィリアムスのライヴ。来日は2014年6月のビルボードライブ以来、今回はブルーノート東京と大阪公演も。

一言で言えば、まるでラスヴェガスかブロードウェイあたりでライヴを見ているかのようなゴージャス感、リッチ感が漂う。ヴァネッサ・ウィリアムスのシンガー、エンタテイナーとしてのスケール感が圧倒的だ。

そしてシンガーとして歌のストーリー性を語れる力、歌を演技として見せる演技力、そうしたものが素晴らしい。きっとブロードウェイでミュージカルをやり、映画で演技をやり、そして歌も歌う、というオールラウンドなエンタテイナーとして休みなく活躍しているから、すべてがそれらの賜物なのだろう。

たとえば、彼女が「雨が降っている」と歌うと、あたかもそのあたりが雨が降っているかのように思えてしまう。これはキャリアのなせる業なのか。

セットリストは全公演後発表とのことなので、6月22日以降に紹介します。

ざっくり言って、自分のヒット、自らが出演したブロードウェイ・コーナー、そして自分のヒット、という三部構成。いずれもポップ・ソングで比較的曲が短いので、70分で15曲が小気味よく歌われた。このテンポ感は嬉しい。最後のアンコール「ベチャ・ネヴァー」では観客が総立ちになる盛り上がりを見せた。

ちなみに、ヴァネッサはホイットニーと同じ年。とても若々しくて美しい。

ヴァネッサ・ウィリアムス、ライヴはこの後、2015年6月19日(金)から22日（月）までブルーノート東京。6月17日(水)は大阪サンケイホールブリーゼ。

■ヴァネッサ・ウィリアムス・インタヴュー記事
http://www.bluenote.co.jp/jp/news/features/6525/

■過去記事

ヴァネッサ・ウィリアムス～ミッドタウンの夜をおしゃれに演出
2011年06月04日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10912027930.html

■Vanessa Williams – Save The Best For The Last
https://www.youtube.com/watch?v=5EdmHSTwmWY

Vanessa Williams - Dreamin
https://www.youtube.com/watch?v=D8lO4UQVrsA

Vanessa Williams & Brian McKnight – Love Is
https://www.youtube.com/watch?v=nra7OwEc0oA

■メンバー

Vanessa Williams(vo)　ヴァネッサ・ウィリアムス（ヴォーカル）
Leo Colon(key,back vo)　レオ・コロン（キーボード、バックヴォーカル、音楽ディレクター）
Keith Robinson(g,back vo)　キース・ロビンソン（ギター、バックヴォーカル）
Henry Hey(key)　ヘンリー・ヘイ（キーボード）
Al Caldwell(b)　アル・コールドウェル（ベース）
JT Lewis(Drums)　JTルイス（ドラムス）
Shelley Thomas(back vo)　シェリー・トーマス（バックヴォーカル）
Carmen Ruby Floyd(back vo)　(バックヴォーカル)

■セットリスト

（セットリストは、最終公演＝6月22日月曜終了後に紹介します）

Show started 21:32
01.

Enc.
Show ended 22:42

(2015年6月15日月曜、ブルーノート東京、ヴァネッサ・ウィリアムス・ライヴ)

■ベストアルバム