◎高山広一人芝居ライヴ評まとめ(2)
【Review For Takayama Hiroshi’s Luther Story & Aretha Story】
反応。
2018年9月2日(日)に目黒ブルースアレイで行った高山広の一人芝居による『ルーサー物語』『アレサ物語』をごらんになった方々が次々とツイートなどSNSで感想を発信していただいている。できるだけ、ピックアップしてまとめてみたい。
(写真、長渡和好)
ウェッブでも紹介された。佐藤剛さんが書かれたもの。
エンタメ・ステーション
スーパースターの素顔や真実をたった一人で伝える画期的なパフォーマンス~高山広による一人芝居を観て (佐藤剛)
2018.09.04
https://entertainmentstation.jp/275918
DJ伊津野亮さんのブログ
2018-09-02 20:52:55
高山広の世界!
伊津野さんもお父様を若くして亡くし、お母様に育てられてきており、そのことを重ね合わせていろいろな思いが去来したそうです。
いくつかツイートをご紹介。
ファースト・コールさんのツイート。
2つの物語が素敵に繋がった、笑いあり、涙あり、の感動的な一人芝居‼️ 高山広さんの熱演に圧倒されました。
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たくさんツイートで事前宣伝していただき、ライヴ後もたくさんリツイートしていただいた黒沢薫さん。本当に感謝。
ああ、楽しみだ。ことさら泣かせにかかる芝居ではないが、一応ハンカチは用意しとく。
#高山広 さん、#吉岡正晴 さん、観にいらしてた #ユーコスミダジャクソン さんと。素晴らしい一人芝居でした。
黒沢さんは前回(2006年)飛び入りで歌っていただきました。それにしても、12年前とは、光陰矢の如し。
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音楽ライター、林剛さん
高山広さんによる一人芝居「ルーサー物語」「アレサ物語」(案内:吉岡正晴氏)を目黒ブルースアレイにて。何をどう演じるのだろう?と思っていたら...なるほど! ルーサー編は実父が、アレサ編はルーサーが天国で故人を出迎えるという、ある種の連続物語に。芝居ならではのカタルシス。演劇熱、再燃。
客席にはそれぞれの分野で“表現”をお仕事にされている方々も。自分は黒沢薫さん(ゴスペラーズ)、そしてユーコ スミダ ジャクソンさんと同席させてもらったのだが、初対面だったユーコさんとお話しできたのは嬉しかったなぁ。何だか達成感あり。次はMJやプリンスもやってほしいですね...という話に。
そういえば黒沢さんと自分は(当時はまだ面識がなかったが)2005年7月のEssence Fest.で、ルーサーが亡くなった当日にアレサのライヴを観ている。それだけに黒沢さんと今回の芝居を観たのも何かの巡り合わせというか。あの時アレサは“Get It Right”を歌ってルーサーを追悼した
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Sayakaさんのツイート。
#高山広 さんの一人芝居「劇励」「ルーサー物語」「アレサ物語」、どれも素晴らしかった。
「ルーサー物語」は父とルーサーの、天国での再会。パパはずっとずっと天国からルーサーを見守っていた。同じ天国とはいえ、廻り会えることは奇跡。
ラスト、ルーサーは徐々に幼くなっていく。ハグをして、ダンスして、高い高いして、最後には赤ちゃんになったルーサーを抱き上げるシーンにうるっときた。
立ち位置や体の向きなど、空間を上手く使ってあれだけのリアルを作り出してしまえるなんて。
「アレサ物語」はルーサーが天国でアレサを迎える。ルーサー物語で彼の人となり、天国がどういうところか描かれた後だから、二人の再会がどんな意味を持っているか理解して観ることができる。
アレサが歌う行為を通して残した功績、アレサとルーサーの友情、ルーサーからアレサへの敬意。
ああ、良いものを観た。
高山さん素晴らしい。
MJ、忌野清志郎、JB、美空ひばりとか、やってほしいー‼
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そして、ライヴ直後の湯川れい子さんのツイート。
目黒のブルース・アレイに、高山 広さんの一人芝居「ルーサー・バンドロス物語」と「アレサ・フランクリン物語」を観に行ってきました。帽子や眼鏡を小道具に、声色を変えて2役、3役をこなし、スターの孤独や夢、魅力を伝えてくれる感動のパフォーマンスでした。
一人芝居の高山 広さんは、宮城県のご出身でレパートリーは500以上。被災地の慰問などもやっておいでだとか。詳しくはブログを見て頂くとして、洋楽物はルーサーとアレサ・フランクリンだけ。物語を深く伝えられる作家でありパフォーマーなので、ぜひマイケルと公民権運動なども演じて欲しい方です。
高山 広さんにはスーパースターの孤独、彼ら彼女らが何を伝えようとして苦労したのか…と言う、夢とメッセージを一人芝居で魅せて頂きました。この一人芝居で、時代や社会的背景なども織り込みながら、美空ひばりさんやエルヴィス、マイケルをやって欲しいと、佐藤 剛さん、吉岡正晴さんとお話しました。
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通訳・染谷和美さん
高山広のワンマン・ライヴ@ブルースアレー。ルーサー・ヴァンドロス物語と、訃報を受けて急遽手直しされたというアレサ・フランクリン物語。伏線がいっぱいで、笑ったり煙に巻かれたりするしているうちにドドドっと2人の物語が繋がった。アレサは出てこないのにしっかりそこにいた。
フィジカルな講談もしくは落語、という感じでしょうか。複数のキャラクターを1人で演じ分ける高山さんの身体能力と入り込み具合は間近で見ていて気圧されるほどの迫力。セルフ前座的に披露された短編が私はツボ直撃で、腹の肉がいつまでもクスクス揺れてる状態で始まってしまったルーサー・ヴァンドロス物語、そして急な訃報で内容を手直ししたというアレサ・フランクリン物語。
伏線がいっぱいで、引き続き腹の肉を揺らして笑っているうちにオオオそういうことでしたか!と感動のエンディングへなだれ込んで行く。1話が30分ぐらいだったかしら。その尺の中でスーパースターの人となりを丸っと描いてしまう脚本がすごい。
私もアレサは一度は生で聴いてみたかった。来日が無理ならアメリカまで行くのもアリだな、と思いながら実行しなかった。その他諸々、やる前に諦めてしまうことが多い昨今、登場人物の1人が言った「無理って言うけど、頼んでみたんですか?」という言葉に、そういや誰か本気で彼女に来日してくれって頼んでみた人、いるのかしら。。。と思ったり。
吉岡さんは自分が書く文章とはまた別の方法でアーティストを伝えたいという考えから、こういう企画をされているそうです。諦めてない人です。リスペクトです。
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他にもまだあるので、またまとめてみたいと思う。みなさま、ご来場、ご観劇、ありがとうございます。
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■高山広・過去記事
「ルーサー物語」初演時のこと
July 07, 2006
Takayama Hiroshi Talks About Luther Vandross
【高山広・ルーサーを語る】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_07.html
「アレサ物語」について
一人芝居
2007年03月30日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10029376921.html
『ソウル・サーチン』でアレサ・フランクリンを演じたときの評。
高山さん単独のワンマン・プレイ・レポート→
高山広パーシモンホール第2回公演、1月15日に
2010年01月12日(火)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10432369591.html
高山広~おキモチ作戦「劇励」~さくらばあちゃんのいる街
2013年08月29日(木)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11599891440.html
高山広~『劇 励』
2012年08月18日(土)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11330937142.html
高山広~引き続き復興支援公演、3月31日に
2012年03月26日(月)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11200819879.html
2010年01月20日(水)
高山広ライヴ:「ねずぶり」~「ねずぶり」とは、そしてそのメッセージは
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100120.html
2008年09月09日(火)
高山広・一人芝居~20周年中年
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080909.html
November 07, 2007
Takayama Hiroshi @ Martano : He Made “Away” Home
http://blog.soulsearchin.com/archives/002129.html
マルターノでのライヴ。
August 28, 2006
Takayam Hiroshi One Man Play: Portrays All Things In The Universe
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200608/2006_08_28.html
July 23, 2006
Takayama Hiroshi: Like A Virgin; Hot, Hot, Hot
http://blog.soulsearchin.com/archives/001151.html
July 07, 2006
Takayama Hiroshi Talks About Luther Vandross
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_07.html
『ソウル・サーチン』でルーサーと父を演じたときの評。
July 02, 2006
Big Big Thanks For Joining "Soul Searchin’: The Session Vol.1"
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_07_02.html
May 22, 2006
Takayama Hiroshi One Man Stage Play
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200605/2006_05_22.html
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■セットリスト 高山広・激励、「ルーサー物語」「アレサ物語」&モア、2018年9月2日(日)、目黒ブルースアレイ
第一部
Show started 18:10
00. Love The One Your With – Luther Vandross - 前説(吉岡正晴+益田部潤)
01. 「会社の歯車」(To Aslan’s Camp – Harry Gregson-Williams, - Teasin’ The Frets – David Grisman, Martin Taylor, )
(El Choclo – Astor Piazzolla)
02. 「キイチャッタヒト」
(Kisoutengai – Segi)
03. 「転職のヒト」 (Desperado –Eagles, ラジオ体操第一)
00. 中説(吉岡)
04. 「ルーサー・ヴァンドロス物語~天国のスタジオ」 (A House Is Not A Home [Live] – Luther Vandross, 緑の影―溝口肇、Until You Come Back To Me / Superstar, Dance With My Father – Luther Vandross)
Ended 19:07
第二部
Show started 19:36
00. Let It Be – Aretha Franklin - 前説(吉岡正晴)
01. 「ウワサ君がゆくよ」 (The Stranger – Honesty : Billy Joel, The Phantom Of The Opera – Sarah Brightman, Michael Crawford)
02. 「蚊(カ)も泣く 鱶(フカ)も泣く」(On A Show Boat To China – ピラニアンズ)
03. 「アレサ・フランクリン物語~I Dreamed A Dream」 (Day Dreamin – I Dreamed A Dream (Album Version), (Live Version))
xx. カーテンコール (What A Wonderful World – Lover’s Rock Nite Crew)
Show ended 20:45
原作・原案・脚本・脚色 高山広
出演 高山広 益田部潤
案内 吉岡正晴
照明・音響 亀井俊彦 山下陽介
タイトル出し(ラウンドガール)亀井裕子
ビデオ撮影 竹之内響介
写真撮影 長渡和好 阪上恭史
ENT>MUSIC>Vandross, Luther
ENT>MUSIC>Franklin, Aretha
ENT>ONE MAN PLAY>Hiroshi, Takayama
ENT>SOUL SEARCHIN