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Channel: 吉岡正晴のソウル・サーチン
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◎ウィル・リー・スーパーグループはスーパーバンド @Willbassboy @oznoy

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◎ウィル・リー・スーパーグループはスーパーバンド

 

【Will Lee's Super Group Is Real Super Band】

 

グルーヴ。

 

ソウル、R&B、ロック、ポップ、レゲエ、ファンク、そして、少しジャズ。あらゆるジャンルを自身のスタイルにしてしまうベース奏者、ウィル・リー。そのリーが、選りすぐりのメンバーで結成したその名も「スーパーグループ」。ドラムス、チャーリー・ドレイトン、キーボード/ハモンド、ジェフ・ヤング、ギター、オズ・ノイ、というラインアップでは初めての来日。このところのリーは、年に3回はやってくるのではないか、日本に住んでいるのではないかと思われるほど、よく来ている。

 

 

ビートルズ、ビーチボーイズ、レイ・チャールズなど下記セットリストを見ればわかるように、幅広いジャンルから選曲している。

 

バンド全員が本当に楽しそうにプレイしている。「シシー・ストラット」も、ベースも、オルガンも実にかっこいい。

 

中でも、僕が印象を受けたのは、ジェームス・ブラウンの「コールド・スウェット」の、なんとレゲエ・ヴァージョン。これはびっくりした。ハモンドを弾くジェフ・ヤングが歌ったが、歌詞は知ってるのに、メロディーが違うような、聴いたことがあるような、というオリジナルを相当くずした大胆なアレンジで聴かせた。レゲエのリズムは、ドラムの叩き方とギター、キーボードの弾き方で生まれる。このアレンジでは、まさかこれがジェームス・ブラウンの「コールド・スゥエット」とはわからないだろう。これは、ジェフ本人のアルバム『チューズ・ユア・オウン・アンノウン』に入っている。ジェフ本人のアイデアによるアレンジだそうだ。

 

Choose Your Own Unknown (「コールド・スウェット」収録)
Jeff Young 
CD Baby (2016-01-01)

https://goo.gl/td1uTH

 

どの曲でもベースの音がくっきりして、全曲がグルーヴで覆われる。文字通りのスーパー・グループだ。時折ステージでベースを弾きながらジャンプするヴェテランは、とても66歳とは思えない。若い。

 

それにしても、「スーパーグループ」とはよく名前をつけたものだ。しかし、彼らはほんとにスーパーバンド。決して名前負けしない。

 

ライヴ後に挨拶に行き、「なんでこのバンドでレコーディングしないのですか」と聞くと、「毎日、ショーはレコーディングしてるよ(録音してるよ)」と。「CDとしては?」「さあ、どうだろう(笑)わからない」って。もったいない。毎日、同録聴いて、反省してるのかな。

 

~~~~

 

ライヴは今日日曜まで。

 

コットンクラブ

〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目7−3 東京ビルTOKIA

電話: 03-3215-1555

 

2018. 11.21.wed - 11.25.sun

■11.21.wed & 11.22.thu

[1st.show] open 5:00pm / start 6:30pm

[2nd.show] open 8:00pm / start 9:00pm

 

■11.23.fri - 11.25.sun

[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm

[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm

 

CHARGE/料金

[自由席] テーブル席 : ¥8,500

[指定席]

BOX A (4名席) : ¥10,500

BOX B (2名席) : ¥10,000

BOX S (2名席) : ¥10,000

SEAT C (2名席) : ¥9,500

 

過去記事

 

ウィル・リー&フレンズ・ライヴ~地震ものともせず「ショー・マスト・ゴー・オン」

2012年11月27日(火)

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11413516324.html

 

ウィル・リー・バンド~若手二人と匠3人のコラボレーション

2012年12月01日(土)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11416581842.html

 

ウィル・リー~ニューヨーク・マイティー5、超強力5人組

2013年12月06日(金)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11717995499.html

 

~~~

 

なんとこんなアルバムが2019年1月1日出る。神保さんとウィル・リー。

24th Street NY Duo (featuring Will Lee)

神保 彰

https://goo.gl/CwqQkR

 

ちょうど僕が見た日には、神保さんもいた。

 

現在のところ、これが最新作

ラヴ、グラティテュード・アンド・アザー・ディストラクションズ

posted with amazlet at 18.11.23

ウィル・リー

キングレコード (2013-07-24)

https://goo.gl/zjFhSK

 

■ウィル・リー公式ウェッブ

http://willlee.com/

 

■セットリスト

ウィル・リー・スーパ―グループ、コットンクラブ、2018年11月23日(金)、ファーストセット

 

Setlist

[ ] denotes original artists

 

Show started 17:01

01.   Boogaloo Fever

02.   Beauty Of A Woman [Jeff Young] (Jeff on vocal)

03.   Eight Days A Week [Beatles] (Will, Jeff on Vocal)

04.   God Only Knows [Beach Boys]

05.   Cold Sweat [James Brown] (Jeff on Vocal) (reggae style)

06.   I Got A Woman [Ray Charles]

07.   Driftin’  [Jimi Hendrix] (Will on Vocal)

08.   Cissy Strut [Meeters]

09.   Brother Ray [Jeff Young Original] (Jeff on Vocal)

Encore  Da Alley [Hiram Bullock Band]

Show ended 18:12

 

MEMBERS

 

Will Lee (b,vo)

Jeff Young (keyboards, Hammond organ, vocal)

Oz Noy (g)

Charley Drayton (ds)

 

(2018年11月23日・金曜・丸の内コットンクラブ、ウィル・リー・スーパーグループ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Will Lee Superband

 

 

 

-2100-0630


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