〇今日、参議院選挙投票日 Make That Change
【House Of Councillors Election, Vote Today: Make That Change】
投票。
今日(2019年7月21日)、第25回参議院議員選挙が行われる。改選数は、今回議席が3増えたために124。
これまで選挙には行っていたが、自分から積極的に投票しようという人はいなかった。
今回、驚いたのは、以前からの友人である大西つねきさんが山本太郎さんの「れいわ新選組」に合流し、候補者10人の一人になったことだった。前回大西さんが選挙に出たときは、選挙区が違うために積極的に応援することはできなかったが、今回はいわゆる「比例区」なので、直接的に応援ができた。
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インディ。
「れいわ」は現在、まだ「政党要件」を満たしていない。ただし今回の選挙で5議席、もしくは2%の得票率を得れば、政党として認められる。今回は政党ではないただの政治団体であるために、通常のメディア、テレビや新聞に取り上げられていない。しかし、これで2%を取れば、次の衆院選、3年後の参院選ではテレビ新聞に取り上げられることになる。そうなると、加速度的にその知名度、メッセージなどが浸透していくことだろう。
「れいわ」のメッセージ、方向性、そして立ち位置などを見ていると、音楽業界における「インディ」と「メジャー」の闘いのようにも見える。「れいわ」は、グループとしても個人としても、めちゃくちゃ「インディペンデント」だ。そして、いま、時代は「インディペンデント」だ。
最初はたった一人から始め、徐々に仲間が集まり、メジャーからはまったく相手にされてなかったものが、力をつけるにつれて、だんだんと認識されていく。そんな感じだ。
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60%。
前回(2016年)の参院選時点での有権者は約1億620万人、投票率は54.70%でその3年前より2.09ポイント上回った。
もし関心が高まり、投票率がさらに2%あがれば、200万人の人が投票することになる。もし60%を超えるような奇跡が起これば、それまで投票に行かなかった600万人が行く。
昨日までのいわゆる従来の世論調査では「れいわ」は一議席獲得が予想されている。山本党首が当選するには、特定枠が2枠あるために、3位になるとして、約300~360万票が必要とされる。もし大西さんが4位になると仮定すると、それでも400~480万票がいる。10人当選させるためには、少なくとも1000~1100万票がいる。つまり、これまでに選挙に行かなかった日本の10%の人が選挙に行けば、新たな票田が1000万票、掘り起こされる。
果たして、どれくらい取れるのだろう。
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非投票の悪。
例えば国民の5-7割が現体制に反対意見だったとする。しかしその5割の人が無関心を装ったり、無気力に選挙に行かないと、残るたった3割の人の意見で現体制が肯定されてしまう。つまり非投票/棄権とは現体制へのゴーサインとなる。それが今のシステム。だから投票に行きましょう。
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