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Channel: 吉岡正晴のソウル・サーチン
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〇 サー・ロッド・スチュワートが26年かけて作った鉄道ジオラマを初公開

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〇サー・ロッド・スチュワートが26年かけて作った鉄道ジオラマを初公開

 

【Sir Rod Stewart’s Model Railway】

 

秘密。

 

それほど公にはしていなかったが、実は、熱心なファンの間では知られていた。あのサー・ロッド・スチュワートがサッカーのみならず、鉄道好きで、そのジオラマを26年かけてこつこつ作ってきたものをこのほどイギリスの鉄道雑誌「レイルウェイ・モデラ―」(2019年12月号、月刊誌)に公開した。この記事をツイートしたところ、大反響を得たので、少し詳しくご紹介。

 

 

スティーヴィーとトランプの話題も18万インプレッションとかなりバズった感じったが、このロッドの鉄道模型ネタはなんとそれ以上を記録。元記事は2019年11月13日午前7時17分にアップされたものを、11月14日午前0時37分にツイートして15日午前9時すぎ(約33時間)現在でリツイート1972、いいね3370、総インプレッションが32万余まで伸びている。

 

雑誌表紙

 

Rod Stewart's secret hit track! After 26 years, the veteran rocker finally lets the world see his breathtaking completed model railway - a 124ft spread depicting an entire US city and inspired by the view from his childhood home

By DAVID WILKES FOR THE DAILY MAIL

 

PUBLISHED: 22:17 GMT, 12 November 2019 | UPDATED: 11:43 GMT, 13 November 2019

https://dailym.ai/355qbLQ

 

BBCの別記事

 

I am railing: Sir Rod Stewart reveals his epic model railway city

13 November 2019

https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-50403561

 

ロッドは、本人の生まれ年1945年ごろのニューヨークとシカゴ、さらに自身の生まれ故郷イギリスの鉄道などをモデルにした架空の都市、その名は「グランド・ストリート&スリー・リヴァーズ・シティー」として作った。124フィート(約37.8メートル)、幅23フィート(約7メートル)=約264.6平米(約80坪)という巨大なもの。都心の2LDKのマンションの部屋が60平米から80平米であることを考えると、いかに大きいかわかる。

 

写真はいずれもレイルウェイ・モデラー誌から

 

ロスアンジェルス・べヴァリー・ヒルズの自宅内の部屋に約26年かけて作った。ツアーやレコーディングの合間にコツコツと作ったという。ツアーのときには、ツアー先のホテルに細かい部品やペンキなどを持ち込み、この鉄道模型を作るための部屋を用意していた。

 

ロッドによれば、約9割は自分で作ったが、電気系統の部分(レールから電車に電気を供給する部分)を友人2人に手伝ってもらったという。

 

古い高層ビル、橋、道路、船、ヴィンテージ・カーなどすべて作ったそうだ。やり始めるとやめられないようで、「僕にとっては、中毒だな。始めちゃったから、完成させないと思った。こんな部屋があって僕はラッキーだと思う。もし最初にこんなに時間かかるとわかっていたらやらなかっただろうね」という。

 

 

鉄道模型に興味を持ったのは8歳か9歳のころ。家族の休みの日にロンドンの西のリゾート地ボグナー・レジスに行ったモデル・ショップで素晴らしい模型を見てから。

 

父は息子のロッドに「男は趣味を持たんといかん」といい、最初はおもちゃの鉄道模型をプレゼントした。しかし、息子がその模型で「駅」が欲しいと言ったとき父は、「駅」の代わりにギターを上げたという。そしてそのギターの趣味が仕事になった。彼の資産は今では1億9000万ポンド(約266億円=1ポンド140円換算)だ。たしかに父の「男は趣味を持たんといかん」という教えは、正しかった。

 

この壮大な鉄道模型を作り始めたのは1993年48歳のとき、そして、完成した2019年。ロッドは現在74歳。

 

 

レイルウェイ・モデラ―・マガジン

https://peco-uk.com/blogs/news/railway-modeller-exclusive-interview-with-sir-rod-stewart

2019年11月14日発売の2019年12月号にロッドの記事。

 

なお、2014年2月号の同様の雑誌「モデル・レイルローダー」誌でも、ロッドの今回の鉄道模型について特集している。おそらく、2014年でも途中まではかなりできていて、今回完成したのだろう。

 

BBCのジェレミー・ヴァインの番組に2019年11月13日電話出演。28日間ネットで聴けます。

 

https://www.bbc.co.uk/sounds/play/m000b4vn

 

35分のあたりから、15分余ロッドが電話出演。同じく鉄道模型好きのジュールス・ホランドも電話出演し、二人で鉄道模型話に熱中し、ジェレミーに「こんなマニアックな話してて大丈夫か」と気を遣う場面も。

 

 

~~~

 

ロッドのトレイン・ソングとしては、トム・ウェイツの「ダウンタウン・トレイン」、カーティス・メイフィールド(インプレッションズ)の「ピープル・ゲット・レディー」のカヴァーなどが有名。

 

Tom Waits - "Downtown Train"

https://www.youtube.com/watch?v=rLtZKkCIVmI

 

 

 

Rod Stewart – Downtown Train (1990)

https://www.youtube.com/watch?v=7vPrtOFKPWY

 

 

 

盟友ジェフ・ベックとの共演による「ピープル・ゲット・レディー」

 

Jeff Beck, Rod Stewart - People Get Ready (Official Video)

https://www.youtube.com/watch?v=yC_j_dzkaVE

 

 

 

「ピープル・ゲット・レディー」についてのコラム

 

『車窓を奏でるメロディー』(3)

『その列車は、希望の灯火

その列車の乗車券は、信念』

曲:  『ピープル・ゲット・レディー』

        (People Get Ready)

歌:  インプレッションズ(Impressions)

年:  1965年

http://www.soulsearchin.com/periodical/l&g/l&g03.html

 

車窓を奏でるメロディー(全19本)

http://www.soulsearchin.com/periodical/l&g/index.html

 

 

~~~

 

なんとロッドの新作は、ロンドン・フィルとの共演作。2019年11月27日発売。

 

ロッド・スチュワート・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(デラックス・エディション)

posted with amazlet at 19.11.15

ロッド・スチュワート フェイセズ

ワーナーミュージック・ジャパン (2019-11-27)

https://amzn.to/3783bxx

 

 

 

ENT>ARTISTS>Stewart, Rod

 

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