◎丸本修さんのファンケストラでファンク爆発
【Funkestra: Led By Marumoto Osamu】
ゴーゴー。
ソイソウルなどでぶりぶりベースを聴かせるファンキー・ベースマン、丸さんこと丸本修さん率いるファンクをやるバンド、ファンケストラのライヴ。
1部の終わりに到着。2部は、なんと頭からワシントンDCのゴーゴー・サウンドのリズムでノンストップで始まった。イントロからガーシュインの「サマータイム」、そして、ジョージ・ベンソンなどで知られる「ディス・マスカレード」と、延々とほぼ同じBPMでひたすらゴーゴーのリズムにチャカさんのヴォーカルが乗る。まさに、チャック・ブラウン並みのゴーゴーのグルーヴだ。
そして、この日のゲスト・ヴォーカルでふだんはジャズを歌っているというチャカさんのトークが、さすが大阪人だけあってめちゃおもしろい。「30年ほど前、丸さんに声かけられて、バンドに参加しました。私はティナ・ターナーみたいなのをやりたかったんですが、これ、覚えてきて、と言われたのが、チック・コーリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーの『ホワット・ゲーム・シャル・ウィ・プレイ』でした。騙されたんです。(笑) 次に渡されたのが、パーラメントの『ギヴ・アップ・ザ・ファンク』(メロディーを低い声で歌う)! 私はもっと高い声で歌いたいの!(笑)。丸さんのベースは、一体何度王将に忘れられたか、質にも入りました。でも、その丸さんに毒されて、ファンクが好きになってしまいました。丸さんは(私にとっての)ファンクの父です」
「それから、(今日のサックス担当の)渡辺ファイヤーのCDがあります。えー、お帰りの際は、『退場料』として、ぜひお買い求めください(笑)」
入場料ならぬ退場料って! (笑)
そのファイヤーさんたち、5月24日、同じくこの会場グレープフルーツ・ムーンにてライヴ。
■ファンケストラ・ライヴ@三軒茶屋グレープフルーツ・ムーン
■ メンバー
佐藤純朗(g) 柿崎洋一郎(kb) 丸本修(b) 芳垣安洋(ds) 渡辺ファイヤー(sax) 帆足哲昭(per)中島オバヲ(per) 【GUEST】 CHAKA(vo)
■ セットリスト
Setlist :Funkestra @ Grapefruit Moon, April 27, 2012
01. Memphis Soul Stew
02. Our Roots
03. Caravan
04. Sivad
05. Rigor Mortis
Set 2
Show started 20:59
01. Intro
02. Summertime (George Gershwin, Billie Holiday)
03. This Masquerade (George Benson, Leon Russell)
04. Que Sera Sera (Doris Day, Sly & Family Stone)
05. Feel Like Making Love (Roberta Flack, Marlena Shaw)
06. A Night In Tunisia (Guillespie, Chaka Khan)
07. Never Make Your Move Too Soon (B.B.King)
Show ended 21:55
(2012年4月27日金、三軒茶屋グレープフルーツ・ムーン、ファンケストラ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Funkestra
↧
◎丸本修さんのファンケストラでファンク爆発
↧