★ウィル・ダウニングのネット・ラジオ
【Will Downing’s Internet Radio】
ネット。
「プリンス・オブ・ソフィスティケーテッド・ソウル」(洗練されたソウルのプリンス)と自ら名乗るシンガー、ウィル・ダウニングが定期的にアップしているインターネットの最新版が昨日(2014年3月21日)アップされた。
https://soundcloud.com/wdchocolate/wind-down-oh-my
なにしろ、ウィルの声がとてもラジオ向きでかっこいい。一時期は、「クワイエット・ストーム」系の選曲だったが、今回は最近のコンテンポラリーR&Bからの選曲になっている。
ウィル・ダウニングはしばらく前に「ソウル・サーチン・レイディオ」でもテディー・ペンダーグラスのカヴァー曲をかけたが、まもなく新作アルバム『ユーフォリア』を出す予定。
今回の番組では、スティーヴィー・ワンダーの「トゥ・ハイ」から彼自身のカヴァーによる「トゥ・ハイ」が続いてかかる。ウィルのヴァージョンもすばらしい。
間違い。
彼がしばらく前に「ソウル・サーチン・レイディオ」用に送ってくれたラジオID(ドロップ)も実にいい声だった。彼からドロップをもらうことになったきっかけがちょっとおもしろい。
実は、僕がとあるメールをウイル・リーに送るつもりで、そのメールをウイル・ダウニングに送ってしまった。あたまのウイルだけで、間違えてしまったのだ。そうしたら、「私はウィル・リーではない」というメールがご丁寧にかえってきた。あわててよくみると、ダウニングのほうで、丁重に謝り、しばしメールのやりとりが続いた。すると彼がまもなく新作が出るからきいてくれ、みたいな話になり、こちらもドロップをお願いしたら、快く録音して送ってくれたのだ。彼には1980年代後半に2度くらいインタヴューした記憶がある。それと来日したときに会ったのかな。まさに間違いメールから事は始まった。こういうのをひょうたんからこまっていうのだろう。(笑)
彼のしゃべり方はまさにブルックリン・アクセント。彼の話し方を聞いていると、僕はカシーフやルーサーのしゃべり方を思い出す。
この声、話し方だけで、ニューヨークだ。
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ウィル・ダウニングの最新アルバム(2014年3月25日発売予定、輸入盤)
Liaison Records (2014-03-25)
売り上げランキング: 37,534
曲名
1 Turn Off the Lights 5:14
2 Too High 4:34
3 You Can Bring Me Flowers 4:58
4 If I Were a Magician 3:54
5 Meu Bem Querer 3:45
6 Lush Life 4:05
7 Heaven in Your Eyes 4:20
8 She's Gone 5:13
ファーストは1990年作品
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2013年作品
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