Quantcast
Channel: 吉岡正晴のソウル・サーチン
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5376

◎「オリト・トリビュート・レヴュー」ライヴ@渋谷デュオ~オリトの元にワン・ネーション

$
0
0

◎「オリト・トリビュート・レヴュー」ライヴ@渋谷デュオ~オリトの元にワン・ネーション

【Orito Tribute Live At Shibuya Duo : One Nation Under Orito】

トリビュート。

2008年2月、43歳の若さで急逝したソウル・シンガー、オリトを偲ぶオリト・トリビュートのイヴェントが今年も行われた。前年は関西地区のみ、2013年は関東地区では横浜のみ、その前2012年は吉祥寺だったので、東京・渋谷での開催は2011年以来4年ぶり。

毎回、初参加者はなにか一曲オリトの曲を歌うというルールでやっているが、最近はオリト楽曲にこだわらず、オリトが好きであろう曲、オリトが歌いそうなソウル曲なども幅広く選曲するようになり、「オリトのもとにワンネーション(One Nation Under Orito)」という雰囲気になっている。

今回も3時間超の大イヴェントになったが、ゴスペラーズの酒井雄二さんが何度か観客として参加していたが、初参加。また同じさかいだが、さかいゆうも初参加というWさかいの初参加だった。

僕は前回の横浜以来の参加だったが、毎回感じるのが、ひじょうにわかりやすいテーマがとってもいいと思う。つまり、「オリト・トリビュート」だ。

そして徐々に感じているのだが、年々、オリトの存在が8年前よりも、より大きくなってきているということだ。「死して名を残す」というのか、毎年、オリトについて語り、歌をみんなで歌い続けることによって、オリトがより身近になったり、あるいは神格化されているのかもしれない。

それがもっとも象徴的なのはアンコールで歌われる「感謝の歌」だ。こうやってずっと歌い続けられることによって、この歌、曲に新たな命とソウルが吹き込まれ、次の世代に受け継がれている。それを観客も感じ取り、なにより歌っている演者・縁者全員が心に刻むようになっている。ここにも継続は力なりを感じた。

この「感謝の歌」、すでに一度ライヴで録音しているが、もう一度、たとえばマイケルたちがやったような「ウイ・アー・ザ・ワールド」的に、再度録音してもおもしろいかもしれないとふと思った。

{5C8A54B5-A9EC-42A4-B2C7-06EA388C2B5D:01}



これからも毎年続けることが何よりも大事だ。

■過去関連記事

2006年3月OA閉店パーティの模様↓
March 13, 2006
OA Farewell Party
http://blog.soulsearchin.com/archives/000883.html

May 10, 2006
The Last Day For Soul Snack OA, Aoyama
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_05_10.html

May 11, 2006
OA Finally Closed Its Door
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_05_11.html


(速報・訃報)シンガー、オリト急死
2008年02月24日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10075107855.html

オリト死去
2008年02月27日(水)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10075704866.html

2008年07月16日(水)
オリト・トリビュート・ライヴ
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080716.html

オリト・トリビュート・ライヴ~オリトのもとに一致団結
2011年04月07日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10853821715.html

オリト・トリビュート~逝去から5年~広がるソウルの輪
2013年04月07日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11506146167.html

オリト・トリビュート~~OA(オーエー)のママとオリト
2013年04月08日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11507100348.html

オリトが寄せ書きに記したメッセージ~オリトとソウルOAのママ
2013年04月11日(木)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11508910858.html

■出演者

村上てつや(ゴスペラーズ)
酒井雄二(ゴスペラーズ)
JAYE公山(ジェイ公山)
中沢ノブヨシ
Suga Pimps (高橋篤=Funky T、ジュン・ベイ)
FREEFUNK (フリーファンク)
さかいゆう
橋本仁
Shimva (シンヴァ)
Sista Mei-Me (シスター・メメ)
Pepe Tomica (cho)(ペペ・トミカ)
Jay’ed (ジェイド)
The J-M-S (ジェイ公山、村上てつや、酒井雄二)

オリト・カリン

FREEFUNK フリーファンク

桜谷“艦長”俊文 Toshifumi “Captain” Sakuratani (vocal, guitar)
中田 桃花 Momoka Nakata (vocal)
浦上 義高 Yoshitaka Urakami (vocal)
平岡“タイラー”公和 Kimikazu “Tylor” Hiraoka (tenor sax)
小柴“シバケン”憲二 Kenji “Shibaken” Koshiba (baritone sax)
清田 ”ESP” 晃平 Kohey “ESP” Kiyota (trumpet)

フリーファンク・サポート・ミュージシャン
齋藤 庸介 Yosuke Saito (keyboard, vocal)
吉田 のりお Norio Yoshida (bass)

Wild Dandelion (ワイルド・ダンデライオン)
星川薫(G)
三浦晃嗣(DS)
六川正彦(Ba)
高瀬順(KEY)
山本一(Sax))

■セットリスト

Show started 18:03
01. 大丈夫 大丈夫 (Freefunk)
02. I Just Want To Make Love To (Free funk)
03. メイフィールド (Shimva、シンヴァ)
04. I Take What I Want – I Want To Take You Higher [Sly & Family Stone] (Suga Pimps)
05. NeNe – What’s Going On [Marvin Gaye]– a riff of Special Lady [Ray, Goodman & Brown] (村上てつや)
06. Dejavu (Jin Hashimoto)
07. Brown Sugar [D’Angelo] (Simva)
08. I Shall Be Released [Bob Dylan] (星川薫・中澤ノブヨシ)
09. Hit Me (中澤ノブヨシ) 
10. そして僕を愛して (酒井雄二)
11. Finga Play (さかいゆう)
12. Low Down [Boz Scaggs] (さかいゆう)
13. Slip Away [Clarence Carter] – In The Midnight Hour [Wilson Pickett] (Suga Pimps)
14. Let Me In [Otis Clay] (Jaye公山)
15. Sadie [Spinners] (Jay’ed)
16. Real Tight (The J-M-S、ジェイムス)
17. Uptown Funk [Bruno Mars] (The J-M-S)
Enc. Best Of My Love [Emotions] (ぺコ、メメ)– Boogie Wonderland [Earth Wind & Fire] (Jin Hashimoto)– Rock With You [Michael Jackson] (さかいゆう)
Enc. 感謝の歌 (全員)
Show ended 21:18

(2015年4月12日日曜、渋谷デュオ、オリト・ソウル・トリビュート・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Orito Soul Tribute



ORITO TRIBUTE ~また、君に感謝しなくちゃね。~
V.A. (ORITO、村上てつや、CHAKA、中澤信栄、JAYE公山ほか)
ウ゛ィウ゛ィト゛・サウント゛ (2011-07-13)
売り上げランキング: 179,235




Viewing all articles
Browse latest Browse all 5376

Trending Articles