◇シル・ジョンソンのドキュメンタリー製作中
【Syl Johnson’s Documentary Movie Is Now Making】
製作中。
シカゴのR&Bシンガー、シル・ジョンソンのドキュメンタリー映画が現在製作されている。タイトルは、『エニウェイ・ザ・ウインド・ブロウズ Any Way The Wind Blows』。
これは、ロブ・ハッチ・ミラーが監督で2009年11月から製作開始。当初、自己資金で製作していたが、資金がなくなったために2013年夏にキックスターターというインターネットの資金調達サイトを利用し4万ドル(1ドル120円として約480万円)を募集したところ、800人以上から4万6千ドルを超える資金が集まり、製作の最終段階に入っている。
予告編。
https://vimeo.com/69980678
ドン・コーネリアスが「ミスター・ソック・イット・トゥ・ミー」と言ってシル・ジョンソンを紹介。
オフィシャル・サイト
http://syljohnsonmovie.com/
監督=ロブ・ハッチ・ミラー
プロデューサー=プロマ・バスー
プロデューサー=マイケル・スラボッチ
プロデューサー&エディター=ホアキン・ペレス
映画のタイトルとなっている「エニー・ウエイ・ザ・ウインド・ブロウズ」は1972年、シル・ジョンソンのハイ・レコードからのシングル「ウイ・ディド・イット」のB面に収録されている。
ジョンソンは自作曲が1990年代に入り、サンプリングされるようになり、許諾を得て使われているものもあるが、無断で使われているものもあり、いくつか訴訟なども起こしている。
完成、公開時期は未定。
~~~~
シル・ジョンソンは1936年7月1日、ミシシッピー州生まれ、イリノイ州シカゴ育ち。現在78歳、誕生日で79歳。1960年代からシカゴのトワイライト・レーベルからソリッドなR&Bヒットを出し人気となった。1971年、メンフィスのハイ・レコードへ移籍。同レーベルのプロデューサー、ウィリー・ミッチェルのプロデュースでハイからもヒットを出す。1990年代になってヒップホップ系のアーティストたちが、ジョンソンの作品をさかんにサンプリングするようになり、再度注目されるようになった。
娘のシリーナ・ジョンソンもR&Bシンガーとして活躍中。
日本でも1970年代からディスコなどで「ディッファレント・ストロークス」などのジャンプ・ナンバーが人気を集めていたが、大きな一般的人気を得るまでには至らなかった。ただ、トワイライト・レーベルのシングル盤などはかなりソウル・マニアの間で注目されていた。
シル・ジョンソンは1979年7月初来日、その後1997年12月「パークタワー・ブルーズ・フェスティヴァル」で、また、2014年7月、フジロック出演と六本木のビルボードライブでの公演のため来日した。
シル・ジョンソン・ムーヴィーのツイッター
https://twitter.com/SylJohnsonMovie
フェースブックページ
https://www.facebook.com/SylJohnsonMovie
~~~
シル・ジョンソンのアンソロジー。ちょっと高いですが、これでコンプリート。グラミー賞にノミネートされた。
NUMERO (2010-11-08)
売り上げランキング: 266,573
あるいは
Collectables (1996-08-27)
売り上げランキング: 234,157
Hi Records UK (2002-05-17)
売り上げランキング: 177,903
ARTIST>Johnson, Syl
MOVIE>Johnson, Syl
MOVIE>Any Way The Wind Blows