●ギャヴィン・クリストファー66歳で死去
【Gavin Christopher Dies At 66】
訃報。
シカゴ出身のソウル・シンガーで、ソングライターでもあるギャヴィン・クリストファーが2016年3月4日までに鬱血性心不全のためシカゴで死去した。66歳。しばらく、闘病していた。一部の情報では一時期ホームレスになっていたとも伝えられる。
チャカ・カーン、ダニー・ハサウェイ、カーティス・メイフィールド、ハービー・ハンコックらとも接点があり、ルーファスに曲を提供したりしていた。特にルーファスの「ワンス・ユー・ゲット・スターテッド」はトニー・メイデンとの共作で大ヒット。また、自身でもソロ・シンガーとして活躍。アイランド・レコード(1976年)、RSOレコード(1979年)、マンハッタン・レコードから2枚(1986年、1988年)、計4枚のアルバムを出した。
ルーファスには、ほかに、「ダンス・ウィズ・ミー」、「フールズ・パラダイス」、「ハヴ・ア・グッドタイム」などの作品を提供している。
シカゴからロスアンジェルスに移り、アイランドと契約、その後ニューヨークに行き、マンハッタン/EMIと契約した。1986年4月、マンハッタンから出した「ワン・ステップ・クローサー・トゥ・ユー」がポップチャートでも22位を記録するヒットになっている。マライア・キャリーのデビュー前にも手を貸したという。
https://www.youtube.com/watch?v=4Hj8YcqKWEE
この「ワン・ステップ・クローサー」は、1986年4月からヒットしたが、マイケル・ジャクソンが気に入り、翌年(1987年)マイケルの「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」でこのリズム・パターンを踏襲したといわれる。
https://www.youtube.com/watch?v=HzZ_urpj4As
ギャヴィン・クリストファーは、2009年3月、中国人シンガー、ジェーン・ズィーのショーケース・ライヴが東京で行われたときに、デュエット・パートナーとして来日していた。
その時の模様↓
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10233057014.html
このとき、ギャヴィンはジェーンと「アイル・ビー・ゼア」とハービー・ハンコックの「スターズ・イン・ユア・アイズ」をデュエットで歌い、ソウルフルな歌声を聴かせた。
~~~
22年ぶり。
このときのブログを読み返して思い出したが、彼には1987年にニューヨークでインタヴューしていた。ちょうど彼がEMI・マンハッタン・レコードと契約しており、1枚目のアルバムが出たあとの時期だった。マンハッタンのA&Rマン、ジェリー・グリフィスと僕が旧知の仲で彼のところに遊びに行ったら、ギャヴィンをてがけているからインタヴューするか、という話になったような記憶がある。そこでインタヴューした話を、次のアルバム『ギャヴィン』(1988年)のライナーノーツに詳しく書いた。
22年ぶりに彼に会ってそのときの話をしたら、なんとなく思い出したようで、えらくフレンドリーに接してくれた。
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そのときの集合写真。右から2番目
しばらく前から、闘病中だった。
ご冥福をお祈りします。
OBITUARY>Christopher, Gavin (May 1, 1949 – March 4, 2016, 66 year old)
ルーファス~「ワンス・ユー・スターテッド」収録。同曲は、トニー・メイデンが彼のグループ、ハイ・ファッション時代から温めていた曲。
【Gavin Christopher Dies At 66】
訃報。
シカゴ出身のソウル・シンガーで、ソングライターでもあるギャヴィン・クリストファーが2016年3月4日までに鬱血性心不全のためシカゴで死去した。66歳。しばらく、闘病していた。一部の情報では一時期ホームレスになっていたとも伝えられる。
チャカ・カーン、ダニー・ハサウェイ、カーティス・メイフィールド、ハービー・ハンコックらとも接点があり、ルーファスに曲を提供したりしていた。特にルーファスの「ワンス・ユー・ゲット・スターテッド」はトニー・メイデンとの共作で大ヒット。また、自身でもソロ・シンガーとして活躍。アイランド・レコード(1976年)、RSOレコード(1979年)、マンハッタン・レコードから2枚(1986年、1988年)、計4枚のアルバムを出した。
ルーファスには、ほかに、「ダンス・ウィズ・ミー」、「フールズ・パラダイス」、「ハヴ・ア・グッドタイム」などの作品を提供している。
シカゴからロスアンジェルスに移り、アイランドと契約、その後ニューヨークに行き、マンハッタン/EMIと契約した。1986年4月、マンハッタンから出した「ワン・ステップ・クローサー・トゥ・ユー」がポップチャートでも22位を記録するヒットになっている。マライア・キャリーのデビュー前にも手を貸したという。
https://www.youtube.com/watch?v=4Hj8YcqKWEE
この「ワン・ステップ・クローサー」は、1986年4月からヒットしたが、マイケル・ジャクソンが気に入り、翌年(1987年)マイケルの「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」でこのリズム・パターンを踏襲したといわれる。
https://www.youtube.com/watch?v=HzZ_urpj4As
ギャヴィン・クリストファーは、2009年3月、中国人シンガー、ジェーン・ズィーのショーケース・ライヴが東京で行われたときに、デュエット・パートナーとして来日していた。
その時の模様↓
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10233057014.html
このとき、ギャヴィンはジェーンと「アイル・ビー・ゼア」とハービー・ハンコックの「スターズ・イン・ユア・アイズ」をデュエットで歌い、ソウルフルな歌声を聴かせた。
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22年ぶり。
このときのブログを読み返して思い出したが、彼には1987年にニューヨークでインタヴューしていた。ちょうど彼がEMI・マンハッタン・レコードと契約しており、1枚目のアルバムが出たあとの時期だった。マンハッタンのA&Rマン、ジェリー・グリフィスと僕が旧知の仲で彼のところに遊びに行ったら、ギャヴィンをてがけているからインタヴューするか、という話になったような記憶がある。そこでインタヴューした話を、次のアルバム『ギャヴィン』(1988年)のライナーノーツに詳しく書いた。
22年ぶりに彼に会ってそのときの話をしたら、なんとなく思い出したようで、えらくフレンドリーに接してくれた。

そのときの集合写真。右から2番目
しばらく前から、闘病中だった。
ご冥福をお祈りします。
OBITUARY>Christopher, Gavin (May 1, 1949 – March 4, 2016, 66 year old)
Gav Christopher
EMI America (1987-12-01)
売り上げランキング: 40,540
EMI America (1987-12-01)
売り上げランキング: 40,540
ルーファス~「ワンス・ユー・スターテッド」収録。同曲は、トニー・メイデンが彼のグループ、ハイ・ファッション時代から温めていた曲。