◆◎ 17年ぶりピアノ入れ替え時にピアノ・デュオ~京都のラグで
【Hello New Piano, Goodbye Old Piano】
デュオ。
京都の老舗ライヴ・ハウス「ラグ(RAG)」で長く活躍していたピアノを入れ替えることになった。その入れ替えを巡るなかなかいいお話を京都在住のフレーテさんからいただきました。簡単にまとめてみます。
~~~
17年ぶり。
京都に1981年に出来たライヴ・ハウス「ラグ」(席数約100)はすでに30年以上の歴史を誇る老舗のライヴ・ハウスだ。1998年、同店で活躍していた初代ピアノを二代目ピアノに入れ替えた。それから再び約17年、2015年、その二代目も引退時期を迎えた。
三代目のピアノに入れ替えるため、その資金をクラウド・ファウンディングで募集。12月13日までに目標の150万円に対してそれを上回る160万円余が集まり、2016年2月、その三代目のピアノがやってきた。
そこで、同店ではその入れ替え時期に2台のピアノを置き、同店とゆかりのあるピアニスト2人によるピアノ・デュオ・ライヴを企画、2月22日から2月28日まで6本(12人のピアニストが出演)のライヴが行われた。
その6組12人のラインアップは次の通り。
2016年2/23(火)1:榊原大 × 妹尾武
2/24(水)2:中島徹 × 祖田修
2/25(木)3:和泉宏隆 × 高橋亜土
2/26(金)4:中村建治 × 青柳誠
2/27(土)5:林正樹 × 桑原あい
2/28(日)6:難波弘之 × esq:三谷泰弘
~~~
情報をおしえていただいたフレーテさんは初日2月23日のライヴを見て、次のようにメールを寄せてくれた。
「新旧ピアノのバトンタッチの貴重な期間に
2台のピアノを使ってのデュオ企画という心憎い演出をされ、その第1弾が、榊原さんとRAG初出演の妹尾さんでした。
妹尾さんの神戸で行われる「港めぐりコンサート」には、毎年行ってるんですが、いつか京都でもコンサートをしてもらいたいなあと、ずっと願ってました。その初めてのライヴが、大好きなRAGで、しかもこんな記念すべきライヴでほんとうに嬉しかったです!
妹尾さんもRAGをとても気に入られた様子で、ライヴ後、お店で打ち上げをされ、お酒が入って気持ち良くなられたのかほろ酔い加減で、またまたピアノを弾かれたそうな!(榊原さんのツイートより)
榊原さん×妹尾さんのライヴは、お二人のオリジナルあり、クラシック曲ありで、ピアノ教則本「ブルグミュラー25の練習曲」に入ってる「貴婦人の乗馬」(子どもの時に練習しました!)なんかもありました。
よく知ってる曲も、二人弾き用にアレンジされて音数が多い分、迫力もあり、きらびやかであり、ほんとうにピアノの持ついろんな音色を堪能させてもらいました。
長年多くのいろんな奏者に弾かれてきたピアノと、運び込まれたばかりの、ほとんど人の手に触れられてないピアノは音の出方や、色が違っていて、その2つの音の重なりは魅力的でした。
アンコールに、妹尾さん作曲のゴスペラーズの「永遠に」を二人弾きバージョンで演奏されたのですが、これがまた、最後を飾るにふさわしい華麗な「永遠に」で、改めて美しい曲だなあ! と聴き惚れてしまいました」
フレーテさん、いつも情報ありがとうございます。
~~~~~
ピアノの入れ替え時に、ピアノ・デュオというのはとても素敵な企画だ。ひょっとして、次回はまた17年後かな。
また今回引退する二代目のピアノの行き先も決まったという。きっとその二代目も新天地で新たな物語を作るのだろう。
~~~~~
■妹尾武関連過去記事
妹尾さん関連でこんな過去記事が。
映画『ラフマニノフ~ある愛の調べ』
2008年03月28日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10083459131.html
2004/01/31 (Sat)
It's Only A Piano, But There's A Biggest Luxury
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200401/diary20040131.html
2004/01/15 (Thu)
The Beach In Winter, The Beach In The End Of Summer: That's What Sensitive Piano Man Senoo Takeshi Portrays
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200401/diary20040115.html
2004/05/16 (Sun)
Every Seat Is Good Seat, Every Moment Has Good Tension, Every Song Has Its Own Colour
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040516.html
December 23, 2006
Wash Your Whole Dirt In Past Year And Wish You A Merry Christmas
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_23.html
■ラグ・オフィシャル・ページ
https://www.ragnet.co.jp/livespot/
二代目ピアノ(2016年引退)を演奏したアーティスト一覧(1998年~2016年)
https://www.ragnet.co.jp/livespot/article/piano_playlist
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ENT>MUSIC>LIVE VENUE>Rag
ENT>MUSIC>Takeshi, Seno / Sakakibara, Dai
【Hello New Piano, Goodbye Old Piano】
デュオ。
京都の老舗ライヴ・ハウス「ラグ(RAG)」で長く活躍していたピアノを入れ替えることになった。その入れ替えを巡るなかなかいいお話を京都在住のフレーテさんからいただきました。簡単にまとめてみます。
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17年ぶり。
京都に1981年に出来たライヴ・ハウス「ラグ」(席数約100)はすでに30年以上の歴史を誇る老舗のライヴ・ハウスだ。1998年、同店で活躍していた初代ピアノを二代目ピアノに入れ替えた。それから再び約17年、2015年、その二代目も引退時期を迎えた。
三代目のピアノに入れ替えるため、その資金をクラウド・ファウンディングで募集。12月13日までに目標の150万円に対してそれを上回る160万円余が集まり、2016年2月、その三代目のピアノがやってきた。
そこで、同店ではその入れ替え時期に2台のピアノを置き、同店とゆかりのあるピアニスト2人によるピアノ・デュオ・ライヴを企画、2月22日から2月28日まで6本(12人のピアニストが出演)のライヴが行われた。
その6組12人のラインアップは次の通り。
2016年2/23(火)1:榊原大 × 妹尾武
2/24(水)2:中島徹 × 祖田修
2/25(木)3:和泉宏隆 × 高橋亜土
2/26(金)4:中村建治 × 青柳誠
2/27(土)5:林正樹 × 桑原あい
2/28(日)6:難波弘之 × esq:三谷泰弘
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情報をおしえていただいたフレーテさんは初日2月23日のライヴを見て、次のようにメールを寄せてくれた。
「新旧ピアノのバトンタッチの貴重な期間に
2台のピアノを使ってのデュオ企画という心憎い演出をされ、その第1弾が、榊原さんとRAG初出演の妹尾さんでした。
妹尾さんの神戸で行われる「港めぐりコンサート」には、毎年行ってるんですが、いつか京都でもコンサートをしてもらいたいなあと、ずっと願ってました。その初めてのライヴが、大好きなRAGで、しかもこんな記念すべきライヴでほんとうに嬉しかったです!
妹尾さんもRAGをとても気に入られた様子で、ライヴ後、お店で打ち上げをされ、お酒が入って気持ち良くなられたのかほろ酔い加減で、またまたピアノを弾かれたそうな!(榊原さんのツイートより)
榊原さん×妹尾さんのライヴは、お二人のオリジナルあり、クラシック曲ありで、ピアノ教則本「ブルグミュラー25の練習曲」に入ってる「貴婦人の乗馬」(子どもの時に練習しました!)なんかもありました。
よく知ってる曲も、二人弾き用にアレンジされて音数が多い分、迫力もあり、きらびやかであり、ほんとうにピアノの持ついろんな音色を堪能させてもらいました。
長年多くのいろんな奏者に弾かれてきたピアノと、運び込まれたばかりの、ほとんど人の手に触れられてないピアノは音の出方や、色が違っていて、その2つの音の重なりは魅力的でした。
アンコールに、妹尾さん作曲のゴスペラーズの「永遠に」を二人弾きバージョンで演奏されたのですが、これがまた、最後を飾るにふさわしい華麗な「永遠に」で、改めて美しい曲だなあ! と聴き惚れてしまいました」
フレーテさん、いつも情報ありがとうございます。
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ピアノの入れ替え時に、ピアノ・デュオというのはとても素敵な企画だ。ひょっとして、次回はまた17年後かな。
また今回引退する二代目のピアノの行き先も決まったという。きっとその二代目も新天地で新たな物語を作るのだろう。
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■妹尾武関連過去記事
妹尾さん関連でこんな過去記事が。
映画『ラフマニノフ~ある愛の調べ』
2008年03月28日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10083459131.html
2004/01/31 (Sat)
It's Only A Piano, But There's A Biggest Luxury
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200401/diary20040131.html
2004/01/15 (Thu)
The Beach In Winter, The Beach In The End Of Summer: That's What Sensitive Piano Man Senoo Takeshi Portrays
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200401/diary20040115.html
2004/05/16 (Sun)
Every Seat Is Good Seat, Every Moment Has Good Tension, Every Song Has Its Own Colour
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040516.html
December 23, 2006
Wash Your Whole Dirt In Past Year And Wish You A Merry Christmas
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200612/2006_12_23.html
■ラグ・オフィシャル・ページ
https://www.ragnet.co.jp/livespot/
二代目ピアノ(2016年引退)を演奏したアーティスト一覧(1998年~2016年)
https://www.ragnet.co.jp/livespot/article/piano_playlist
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ENT>MUSIC>LIVE VENUE>Rag
ENT>MUSIC>Takeshi, Seno / Sakakibara, Dai