◎ルーサー・ヴァンドロス・トリビュート~冬場にリヴェンジを誓うガッツ
【Gats And Friends’ Luther Tribute】
7月1日。
2005年7月1日は、ルーサー・ヴァンドロスの命日。54歳の若さで亡くなっている。1980年代から90年代を駆け抜けたシンガーだ。
そんなルーサーをトリビュートするイヴェントが、日本のミュージシャン、ガッツ中澤ノブヨシらを中心に命日の7月1日に行われた。ガッツとベース奏者の酒井さん(マーカス・ミラー役)と2人の雑談から始まったという。ルーサーが亡くなってから早くも13年経つ。干支も一周している。なんと時の流れは速いことか。
「ソウル・サーチン」では、2006年7月1日に同じくブルース・アレイでルーサー・トリビュートを行った。(下記にリンク) その時は、ルーサーの親友でもあり、ルーサーのバックコーラスを務めていたディーヴァ・グレイをスペシャル・ゲストに迎えた。
それはさておき、久々のルーサー・トリビュートで、僕も12年ぶりのルーサー・トリビュートにたっぷりひたった。それにしても、ルーサーはいい曲が多い。そして、ガッツが3度も生ルーサーを見ていることが本当にうらやましい。ガッツにとっては、スティーヴィー、カーティスに加え、ルーサーが定番になりそうだ。
曲が多すぎること、真夏にやるとルーサーが着そうな派手な衣装が暑すぎるので冬にやりたい、ということで冬場にこのパート2、リヴェンジがありそうだ。
バンドもしっかりしていてヴォーカル陣をきっちり支えていた。高田さんの四つ打ち系のディスコっぽい曲をやるときの安定感はすごくいい。ルーサーはバックコーラスを最大5人使っていたそうで、5人でなければできない曲もあるという。今回は2人(ジュディさん、トモミさん)だったが、しっかりバックコーラスっぽかった。それぞれデュエットで1曲ずつガッツとも歌った。「ネヴァー・トゥ・マッチ」のギターの音色、レコードみたいだったが、これをやったのが田中義人さん。
ライヴ後は、お久しぶりのキーボード金子さんやベースの酒井さんなどとちょっと話した。金子さんがニューオーリンズ系の音が大好きという話や、自身のスタジオのマニアックな話など楽しかった。柿崎さんは7月、ブルースアレイに3回も登場するという。
こういうトリビュートもの、ちょっと最近ご無沙汰だったので、もっとあるといいなあと思う。(早く『ソウル・サーチン』やれってことですが…)
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■ガッツは次々回「ソウル・サーチン・ラウンジ35」(8月15日)にリヴェンジ登壇
ちなみに、今回の主人公ガッツ中澤ノブヨシさんは、次々回の「ソウル・サーチン・ラウンジ35」(2018年8月15日)への登壇が決まっている。最初にファンクラブ優先予約を受け付けたのち、7月25日頃から一般予約を受け付ける予定です。詳細は後日発表します。直近、次回7月24日(火)はフィリップ・ウーです。
■ソウル・サーチンでのルーサー・トリビュート一覧
ルーサーの盟友、ディーヴァ・グレイが登場。「バイ・ミー・ア・ローズ」を感動的な歌唱。
July 01, 2006
Luther's Previously Unreleased Songs Would Be Revealed At "Soul Searchin’; The Session Vol.1"
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_01.html
July 02, 2006
Big Big Thanks For Joining "Soul Searchin': The Session Vol.1"
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_02.html
July 03, 2006
"Soul Searchin' : The Session Vol.1" (Part 2): Full Of Roses In Her Arms
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_03.html
July 04, 2006
"Soul Searchin': The Session Vol.1"(Part 3): Behind The Back Stage
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_04.html
July 05, 2006
"Soul Searchin': The Session Vol.1"(Part 4): After The Dance...
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_05.html
「一人芝居」の高山広さんの「ルーサー物語~天国のスタジオ」は本当に感動した。あれはすごかったなあ。再演したい。もう10年以上前ですか・・・。ということで、これも急遽再演へ向けて動いています。
July 07, 2006
Takayama Hiroshi Talks About Luther Vandross
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200607/2006_07_07.html
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ルーサー・ヴァンドロス死して12年~ルーサーとの3度の接点
2017年07月01日(土)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12288390282.html
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ルーサー死去を伝えるニュース。
July 02, 2005
(速報)ルーサー・ヴァンドロス死去
http://blog.soulsearchin.com/archives/000363.html
July 03, 2005
Luther Vandross Died At 54: Reunited After 46 Years With His Father
http://blog.soulsearchin.com/archives/000364.html
(万一上記リンクが見られない場合はこちらで↓)
http://www.soulsearchin.com/blog_archives/?p=1295
「ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー」について
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030620.html
歌詞の内容解説→
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030621.html
ルーサー・ヴァンドロス~ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー (中古だったら1円から)
ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー(概要)
Written by Luther Vandross, Richard Marks
「それは、僕が子供だった頃、人生がすべての純真さを失う前のことだった。父は僕を高く持ち上げてくれた。父は母や僕と一緒にダンスを踊ってくれた。父は寝付くまで、僕をあやしてくれ、そして2階の寝室に連れてってくれた。そんな時確信したものだ。僕は父に愛されている、って。
もう一度チャンスがあるなら、一緒に父と散歩をしたり、踊ってみたい。僕は決して終わることがない歌をかけよう。どれほど、僕が父ともう一度踊ってみたいと思っていることか。
母の言い付けに僕が納得できない時、僕は父のところに助けを求めに走ったものだ。父は僕を笑わせ、慰め、でも、結局母の言い付けたことを僕にやらせてしまった。
そんな夜遅く僕が寝ていると、父は枕もとにそっと1ドル札を忍ばせてくれた。そんな父がいなくなるなんて、夢にも思わなかった。
最後にもう一度父をどこからかそっと見ることができるなら、最後のダンスを一緒に踊れるなら、僕は決して終わることがない歌をかけよう。なぜって、僕はもう一度、どうしても父と一緒にダンスを踊りたいから。
ときどき、母がドアの向こうで父を思い出してすすり泣いているのを聴いた。僕はそんな母のために、祈った。
僕は無理なお祈りをしたかもしれない。『母が唯一愛した人をもう一度生き返らせて』っていうお祈りだからね。もちろん、神様、あなたはそんなことは普通してくれないってわかってる。でも、母はものすごくもう一度父とダンスを踊りたいんだ。
僕が寝るとき、これこそが僕が夢見る夢なんだ。」
(概要訳詞・ザ・ソウル・サーチャー)
この曲を聴いた方からのメール。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200308/diary20030813.html
DANCE WITH MY FATHER (Lyrics) - LUTHER VANDROSS
https://www.youtube.com/watch?v=WQDLu0tRASI
https://www.youtube.com/embed/WQDLu0tRASI" frameborder="0" allowfullscreen
もうひとつの「ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー」物語
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040211.html
ルーサーの死から1年後の2006年7月1日、僕のイヴェント「ソウル・サーチン:ザ・セッション」で「ルーサー・トリビュート」を。そこではルーサーの親友、ディーヴァ・グレイが登場、また、一人芝居高山広さんが見事な「ルーサー物語」を演じてくれた。あのパフォーマンスは本当に感動した。(ということで、この再演を現在計画中です。)
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■セットリスト ~ ルーサー・トリビュート @目黒ブルースアレイ・ジャパン、2018年7月1日
[ ] original
First Set
Show started 18:10
01. Since I Lost My Baby [Temptations]
02. Here And Now
03. Creepin’ [Stevie Wonder]
04. Knocks Me Off My Feet [Stevie Wonder]
05. If This World Were Mine (Duet With Judy) [Tammi Terrell & Marvin Gaye]
06. I’d Rather
07. Glow Of Love [Change]
Ended 19:08
Second set
Started 19:36
01. Love The One You’re With [Stephen Stills]
02. A House Is Not A Home [Dionne Warwick, Burt Bacharach& Hal David]
03. Endless Love (Duet With Tomomi) [Diana Ross & Lionel Richie]
04. Superstar / Until You Come Back To Me (That’s What I’m Going To Do) [Leon Russell, Carpenters] [Aretha Franklin, Stevie Wonder]
05. Dance With My Father
06. Ain’t No Stoppin’ Us Now [McFadden & Whitehead]
07. Never Too Much
Show ended 20:30
■メンバー
Luther Vandross Tribute LIVE
(Vo/G)中沢ノブヨシ
(Key)柿崎洋一郎、金子隆博
(G)田中義人
(B)酒井太
(Ds)高田真
(Cho)今村友美、JUDY
(2018年7月1日・日曜、ルーサー・ヴァンドロス・トリビュート、目黒ブルースアレイ)
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