〇 ピーボ・ブライソン、ロンドン・パレイディアムでバリー・ホワイト・トリビュート
【Peabo Bryson Sings Barry White Tribute At London Palladium】
BBC。
つい先ごろ来日したピーボ・ブライソンが、来る2018年11月21日(水)19時からロンドンのパレイディアムで、イギリスの国営放送BBCの企画による『フライデイ・ナイト・イズ・ミュージック・ナイト』の中で、オーケストラをバックにバリー・ホワイト・トリビュートを歌う。
これは、イギリスのBBC・ラジオ2が企画している『フライデイ・ナイト・イズ・ミュージック・ナイト』という「金曜は音楽の夜」、という番組・イヴェントの一環。これはかなり長寿のオーケストラ・ライヴの企画だそう。今回は24人のオーケストラをバックにシンガーが、歌う。今月の同番組の中で、ちょうど新作『スタンド・フォー・ラヴ』が出たピーボ・ブライソンに白羽の矢が立ち、バリー・ホワイトの作品を歌うことになった。
5歳以下は入場不可。16歳までは、大人の同行が必要。
チケットはこちらから入手可能。一人6枚まで。52ポンドから。(1ポンド150円換算で、約7800円)
ロンドン・パレイディアムは、収容2286席の由緒あるコンサート・ホール。1910年12月26日に開館、108年の歴史を誇る。
1955年から67年まで、テレビの『サンデイ・ナイト・アット・ザ・ロンドン・パレイディアム』という番組が放送されたり、1968年にはジョニー・キャッシュがライヴ・アルバムを録音している。さらに、1976年、マーヴィン・ゲイが『ライヴ・アット・ザ・ロンドン・パレイディアム』を録音、2枚組のアルバムのうち4面のスタジオ録音部分に収録された「ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ」が大ヒットした。
2000年からは、エレイン・ページ、ジェイソン・スコット・リーの『王様と私』なども上演された。
またこの『フライデイ・ナイト・イズ・ミュージック・ナイト』は、1953年から始まった番組で毎週金曜日夜8時(20時)からBBCレイディオ2で放送される。生放送のときもあれば、収録のときもあり、毎週必ずしも新しいものが放送されるわけでもない。再放送もある。ジャンルはクラシックからポピュラー、映画音楽まで幅広い。ときどきテレビで同プログラムが放送されたこともある。
番組ホームページ
https://www.bbc.co.uk/programmes/b006wrrv
BBCではインターネットで放送されるものもあるようだ。
たとえば、DJヒューイ・モーガンの『1987年ヒューイ・スタイル』という番組(約2時間2分)は、アーカイブで聴取可能だ。
https://www.bbc.co.uk/sounds/play/m0000z9q
なお、ピーボ・ブライソンの回は水曜日に行われるので、ここで収録して後日金曜日のこの枠で放送されるものとみられる。
ちなみに、BBCは、日本でのNHKに相当する国営放送。英語では、しばしば「ガヴァメント・ステーション」(政府の放送局)と呼ばれる。ただし、ある程度の独立性は尊重されている。
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ライヴ・アット・ザ・ロンドン・パレディアム
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マーヴィン・ゲイ
ポリドール (1993-09-01)
ライヴ・アット・ザ・ロンドン・パレディアム(紙ジャケット仕様)
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マーヴィン・ゲイ
ユニバーサルインターナショナル (2010-04-01)
Live At The London Palladium (輸入盤)
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Marvin Gaye
Motown
ENT>PEABO BRYSON
ENT>RADIO>BBC>2
ENT>RADIO>Friday Is Music Night
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