〇 ケニー・エドモンズ、ベイビーフェイス・ライヴ(パート1)~多くの人の人生のサウンドトラックが凝縮された77分
【Kenny “Babyface” Edmonds Live At Billboard : It’s Class Of 1990s Reunion: Soundtrack for Many People’s Life】
ライヴ。
まさに安定のライヴ。次々と披露されるヒット曲の数々。ここまでヒット曲があれば、まさに「ベスト・ヒットUSA」。ヒット曲がアーティストを育て、作りあげる、というのを地で行く感じだ。
Love Songs
posted with amazlet at 19.10.23
Epic (2011-04-11)
ライヴの進行はここのところヒット曲を次々見せるというすっかり基本に忠実なもの。曲によって歌いながら踊って、観客席に入って握手をしたり、ハグしたり。下記セットリストの前半の「イントロ・メドレー」、後半の「ヒット・メドレー」でのたたみかける感じは圧巻だ。
途中日本語で、「こんばんは、みなさんとご一緒できてうれしい。僕の本当のファンはいらっしゃいますか?」と尋ねて、万雷の拍手を。
8曲目「チェンジ・ザ・ワールド」とアンコール「ホエン・アイ・ウィル・シー・ユー・アゲイン」では、左利きのケニーがギターを披露。
ヒット・メドレーの「スロー・ジャム」のイントロが流れるとひときわ多い拍手が。この曲やその他の曲で、バックコーラスの一人、ステファーノがフィーチャーされた。
あれもこれも、ベイビーフェイスの書いたヒット曲。ミッドナイト・スター、ディール、ボビー・ブラウン、テヴィン・キャンベル、ドゥルー・ヒル、ボーイズ・トゥ・メンまで、1990年代中期までにこれらのヒット曲に親しんだファンにとっては、あれもこれもの「とんだクラス・オブ・1990s会」になった感じだ。
初来日(1994年)からちょうど25年(四半世紀)。多くの人々にとっての人生のサウンドトラックになった数々のヒット曲、その四半世紀が凝縮された77分だった。
アンコール曲は定番。「次はいつ会えるかな」
When Can I See You" - Kenny babyface Edmonds at the Sound Board (2019-07-11)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=NyNaK7XVwXA
最近の動画。2019年7月11日、ミシガン州デトロイトのモーターシティー・カシーノでのライヴ映像。
(この項続く)
~~~
なんと、2019年10月14日に豊洲で行われた「ソウル・キャンプ」での動画もすでにアップされてる。約24分。下記セットリスト、「ヒット・メドレー」~「スロー・ジャム」から。
Kenny "Babyface" Edmonds Live at Soul Camp Tokyo 2019
https://www.youtube.com/watch?v=wbOWY45yt2k
20191014 BABYFACE @豊洲PIT【SOUL CAMP】(2)BABYFACE written songs MEDLEY
https://www.youtube.com/watch?v=nY1dJt-05BE
(約23分)「ロック・ステディ―」あたりから。
ビルボードでのライヴと同じ。
~~~
ベイビーフェイスのインタヴュー記事(2001年8月)
「ベイビーフェイスを育んできたもの」
http://www.barks.jp/feature/?id=52256021
(ケニー、ベイビーフェイスのルーツがよくわかるインタヴュー・ストーリー記事、お勧めです。携帯、スマホなどでは全文が表示されないかもしれません。パソコンなどでごらんください
~~~
■完全セットリスト
下記セットリストは演奏したリストに、大まかなリリース年を ( )に、それをヒットさせたアーティスト名を [ ] にいれた。基本的には1980年代から1990年代にかけてのヒットで、「エクセプショナル」だけ新作から。といっても2015年作品から。一番古いのが、1983年、ディール時代のレーベル・メイト、ミッドナイト・スターに提供した「スロー・ジャム」、最新曲がその「エクセプショナル」。その幅は約32年だ。
Setlist : Kenny “Babyface” Edmonds, October 20, 2019 @ Billboard Live, Second Set
[ ] denotes the artist who made it hit.
Others are Babyface’s hits.
Show started 19:31
01. Intro Medley (1)-(7): Where Will You Go (1989)
02. My Kinda Girl (1989)
03. For The Cool In You (1993)
04. Every Time I Close My Eyes (1996)
05. Soon As I Get Home (1989)
06. Never Keeping Secrets (1993)
07. Whip Appeal (1989)
08. Change The World [Eric Clapton] (1996)
09. Exceptional (From “Return Of The Tender Lover” – 2015)
10. Hits Medley(10)-(21): Slow Jam [Midnight Starr] (1983)
11. Rock Steady [Whispers] (1987)
12. Fairweather Friend [Johnny Gill] (1990)
13. Can’t Stop [After 7] (1990)
14. There You Go [Johnny Gill] (From “Boomerang”) (1992)
15. We’re Not Making Love No More [Dru Hill] (1997)
16. These Are The Times [Dru Hill] (1999)
17. Two Occasions [Deele] (1987)
18. Don’t Be Cruel [Bobby Brown] (1988)
19. Every Little Step [Bobby Brown] 1989)
20. Rock Wit’cha [Bobby Brown] (1989)
21. Roni [Bobby Brown] (1989)
22. Can We Talk [Tevin Campbell] (1993)
23. Ready Or Not [After 7] (1990)
24. My My My [Jonny Gill] (1990)
25. I’ll Make Love To You [Boyz II Men] (1994)
26. End Of The Road [Boyz II Men] (1992)
Enc. When Can I See You (1993)
Show ended 20:48
Members:
ケニー”ベイビーフェイス”エドモンズ / Kenny "Babyface" Edmonds (Vocals, Guitar)
マイケル・リポル / Michael “Nomad” Ripoll (Guitar & Musical Director)
クリフトン・ウィリアムズ / Clifton Williams (Keyboards)
ウォルター・バーンズ / Walter Barnes (Bass, Vocals)
レジナルド・ジョウンソン / Reginald Johnson (Drums)
アンドレ・ロバーソン / Andre Roberson (Saxophone)
ステファノ・ランゴーン / Stefano Langone (BGV)
オスカル・ロドリゲス / Oskar Rodriguez (BGV)
■ 過去ベイビーフェイス関連記事
訃報 メルヴィン・エドモンズ(アフター7創始者、ベイビーフェイスの兄)死去
2019年05月21日(火)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12462676941.html
ベイビーフェイスは、「ゴーン・トゥ・スーン」でマイケルに捧げる
2009年08月08日(土)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10316311138.html
ベイビーフェイス、オンステージ3人で経済的
2008年11月05日(水)
November 05, 2008
Babyface Live: Economy Version: Babyface Talks A Lot
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10160619053.html
ベイビーフェイス(パート2): グレイト・ソング・ストーリー:「ファイアー&レイン」
2008年11月06日(木)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10161038944.html
October 16, 2007
【ベイビーフェイス、90分余でヒット曲30曲を歌う】
Babyface Sings Tons Of Hits At Billboard Live: Another Human Jukebox
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10052451353.html
http://blog.soulsearchin.com/archives/002081.html
ベイビーフェイスのインタヴュー記事(2001年8月)
「ベイビーフェイスを育んできたもの」
http://www.barks.jp/feature/?id=52256021
(ベイビーフェイスのルーツがよくわかるインタヴュー記事、お勧めです)
2004/11/11 (Thu)
Babyface; Just Another One Night Gig: You Owe Me One, 'Face
http://www.soulsearchin.com/blog_archives/?p=1023
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200411/diary20041111.html
(2004年の一般ライヴの評)
September 16, 2005
Babyface Live: When Can I See You Again?
http://www.soulsearchin.com/blog_archives/?p=1370
http://blog.soulsearchin.com/archives/000518.html
(前作発売時のプロモーション来日時におけるショーケース・ライヴ)
August 08, 2007
Babyface's New Album Will Be Covers Of 70s Pop Songs
【ベイビーフェイスの新作は、70年代カヴァー曲集】
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10043508015.html
http://blog.soulsearchin.com/archives/001939.html
~~~
RETURN OF THE TENDER LOVE
posted with amazlet at 19.10.22
BABYFACE
DEFJA (2015-12-04)
A Collection Of His Greatest Hits
posted with amazlet at 19.10.22
Epic (2010-01-06)
ENT>LIVE>Babyface [Edmonds, Kenny]
-0100